[尾守つみきと奇日常。]感想・考察(時々、自分語り)


まだ一話しか載っていない作品。ジャンルは ほっこり日常系(コメディ寄り)。

「感想はともかく、考察すること何ぞ無いだろう」と思われたでしょう。
もっと言うなら「(時々、自分語り)って何やねん」と思われたでしょう。

ただ個人的に、本作のヒロインである つみきさん の精神性というか生き方に
一人の人間として思うところがあったので、今回はそれについて語ろうと思います。

それでは早速、行ってみましょう!!


注釈

1.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
2.本編のネタバレを思い切り含みます。予めご了承下さい。
3.ご意見・ご感想、お待ちしております
!





本作は一話の中に何回か区切りがあり、その度に場面が転換し、新たなストーリーが展開される構成です。
1話は6回区切りがありました(巻頭カラー含まず)。六編構成ということですね。
各編のあらすじと感想を軽く語ります。


あらすじ

0・巻頭カラー
1・友孝くん(主人公)と つみきさん の出会い
2・しっぽ固定ベルト
3・遠吠え
4・つみきさん、ナルシスト吸血鬼(ヴァンパイア)を撃退
5・”気持ち”を見つける旅へ
6・友孝くん、つみきさんに靴下を贈る



感想

0・つみきさん に持ち上げられている友孝くんの図、何かシュールで面白いです(笑)


1・いきなり奇行に走る つみきさん。
ロッカーの扉を曲げている時の苦虫を噛み潰したような表情が、何とも言えず可愛いです。

友孝くんの身体を叩こうとした時に(スキンシップで)
友孝くんが一瞬ビクッとしたのを見て、既の所で手を止めた つみきさん。相手のことをよく観察しています。

そして友孝くんが誠意を見せて謝った直後の、つみきさんの表情ですよ。笑顔が素敵で可愛いです。


2・つみきさんの耳をフサフサ出来る同級生が、羨ましいです(真顔) マジで触り心地良さそうですよね。

足の大きさについて自慢げに話す つみきさん。「ね! ウケるっしょ~!」の表情が可愛いです。
自分の人とは違う部分を、コンプレックスではなく”笑い”として消化出来る人には惹かれます。私が。

しっぽ固定ベルト……森下先生(作者)の発想力に感服です。
今後この作品には様々なタイプの幻人(人外)が登場すると思いますが
その度に『しっぽ固定ベルト』のような個性的なアイテムが出てくるとしたら、期待しかありません(迫真)

同級生に「あざとい」と言われていた つみきさん ですが、やはり あざとい です。「引っぱる?」ですからね。
しかしこれ、明らかに善意100%で言っているんですよねー。コレが天然たらしってヤツですか…。
目をつけられてしまった友孝くん、ドンマイです(笑)


3・友孝くんがモノローグで「彼女(つみきさん)は自分の性質や体質をあまり気にしていない」と言っていますが
それは一概には言えない気がします。
実際、同級生から「やっぱ満月の夜は狼になっちゃうの?」と聞かれた際は
「ならないけど?」とやや冷たく答え、若干ですが少し嫌そうな表情をしているようにも見えます。

と思ったのですが、続けて同級生から「人間の肉食べるとかは? さすがにデマ?」と聞かれた際は
満面の笑みで「今は食べないよ! お肉は大好きだけど!」と誤解を招く発言をしているので、今一つ分かりません。
笑顔が可愛いというのは分かります。

同級生から微妙に誤解を受けて引かれ気味の つみきさん に、フォローに入った友孝くん。
それを横目に見て、少し笑みを浮かべる つみきさん。うーん……イイですねぇ!!

いきなり遠吠えしちゃう つみきさん、めちゃんこ可愛いです(迫真) 流石にズル過ぎますよ(真顔)
直後の恥じらい つみきさん も、めちゃんこ可愛いです(迫真) 破壊力が尋常じゃありません(真顔)


4・「へへ、今日金曜だからさ~ カツサンド食べるんだ~!」と つみきさん。笑顔が眩しくて可愛いです!!

カツサンドを買いに行こうとする つみきさん の前に、ナルシスト吸血鬼・千賀君が登場。
しつこく連絡先を聞く彼を前にして「いらない退いて。通行の邪魔」と怒った表情で一蹴する つみきさん。
いや~、表情の振れ幅が凄いですね。非常に良いです。

千賀君は今後、人生で恐らく初めてフラれたことによるショックで自信を喪失しつつも
自分を唯一フッた つみきさん に更なる興味を持ち、つみきさん と仲の良い友孝くんに接近して
色々と話をしていく内に、次第に心を開き素の部分を見せていって、友孝くんの親友となりますが
しかしいざ つみきさん を前にすると、滅茶苦茶に弱腰になってドンマイな感じになると予想します(早口)


5・うっかり穴掘りに夢中になってしまう つみきさん、可愛いらしいです。というか可愛いです。

自分の気持ちが分からなくて「どうすれば つみきさん みたいになれるかな」と相談する友孝くんに対して
「一緒に見つけてこーよ。友孝くんの気持ち!」と提案する つみきさん。
この つみきさん の本当の意味での”優しさ”に、非常に感銘を受けました。詳細は後で語ります。

教室バンジーの見開きページが、とても迫力があって好きです。
チマッと描かれている つみきさん と友孝くんも、可愛らしくて非常に良きです。


6・少し相談に乗ってもらっただけで、長文手紙&プレゼント(靴下)を送ってしまう
(幻)人との距離感が分かっていないコミュ症主人公・友孝くん。

普通ならドン引きなところを、驚きと歓喜が入り混じったキラキラの可愛い笑顔で感謝の意を述べ
あまつさえ自宅に招待する聖(幻)人・つみきさん。

そりゃあ、友孝くんも連行されますわな(笑)


総括・全体的にキャラの表情が豊かで可愛らしく、ストーリーも温かいので、読んでいて癒されます。
画もサッパリしていて読みやすいです。そして何と言っても、つみきさん がめちゃんこ可愛いです!!(迫真)





ここからは、1話で明らかになった情報を元に”つみきさん”という人物について、考察していきたいと思います。
…妄想というほうが正しいかもしれませんが(笑)


まず前提として、つみきさん は人狼(ウェアウルフ)です。人狼はパンピーとは違います。
聴覚に優れ、怪力で、耳はモフモフで、尻尾が生えており、他にも様々な特徴があります。

そんな特異な体質の つみきさん ですが、めちゃんこ素直で優しくて可愛い(幻)人です。
一見、自分が人狼であることについても、完全に受け入れているようにも思えます。

ただ私、つみきさん が自分の特異体質を完全に受け入れているとは、どうにも思えないんですよね。
その根拠とそう考えた理由を以下に説明します。


①・スキンシップで友孝くんの身体を叩こうとした時に、友孝くんが一瞬ピクッと怯えた反応を示した瞬間に
既の所で手を止めたこと。

②・獣人用のスカートがあるにも係わらず、パンピー用の普通のスカートを履くという”選択”をしていること。

③・他の質問にはノリ良く答えているのに「やっぱ満月の夜は狼になっちゃうの?」という質問に対してだけは
塩対応とも思える素っ気ない答え方をしていること。

④・私立景希高等学校という”幻人たちが最も多く通う学校”とされている場所を、進学先に選んでいること。



①は、つみきさん の観察力が高いことを示唆しています。
友孝くんは本当に一瞬軽くビクッとしただけですからね。
にも係わらず、その一瞬の反応に気付き手を止め「あ~ごめん。けどちゃんと力の調整できるからさ」ですよ。

これは明らかに、過去に何度も”スキンシップのつもりで身体を叩いたら怪我をさせてしまった”若しくは
“幻人だからという理由で接触を嫌がられた”という苦い経験を積み重ねてきたことの、証拠になります。

実際つみきさん も「そういう人はいるし」と言っていますからね。
(この場合の「そういう人」は、恐らく”幻人だからという理由で接触を嫌がる”人のこと)

そういった苦い経験の積み重ねから、相手の反応をよく観察する癖が付いたのだと思います。

そして物語開始時点でも友孝くんに気を遣っているということは
恐らく昔のそういう経験を、未だに気にしているということなのでしょう。


②は、ほぼほぼ妄想に近いです。

しっぽ固定ベルトの件で、獣人用のスカートが制服にあるのにパンピー用のスカートを履いている理由として
つみきさんは「けど私はこっちのが好き!」と言っています。

“そのほうが可愛いから”等という具体的な理由ではなく、単純に”好き”という抽象的な理由なんですよ。

人は無意識的に自分の無いモノを欲する生き物です。
つみきさん にとっては、所謂”普通”というのも無いモノの一つだと思います。

つみきさん がパンピー用のスカートを”好き”と思ったのは
無意識の内に”普通”を求めているからなのではないでしょうか。


個人的には、③が一番気になります。ここだけ明らかに つみきさん の態度に違和感があります。
まだ情報が少ないなので何とも言えませんが、この違和感自体が”理由”になります。


④に関しても、②と同じで ほぼほぼ妄想です。

つみきさん達の通う私立景希高等学校は”幻人たちが最も多く通う学校”とされています(1話冒頭を参照)。
この学校は、幻人達にとっても居心地が良いはずです。

社会的な憂き目に遭うことが ほぼ無いでしょうからね、幻人だらけなので。
パンピーの生徒に関しても、幻人に対して抵抗のある人は流石にいないでしょうし(笑)

故に、そういった幻人達にとって居心地の良い学校を進学先に選んだ つみきさん も
所謂”普通の社会”で生きることが疲れて、この学校に来たのかとも考えました。


結論・つみきさん は、自分が人狼であることに対して”割り切れて”おり、ほぼ受け入れてはいますが
それでも無意識下では、特異体質を受け入れられていない部分があると考えます。



でもそれは、当然のことだと思います。パンピーと違うということは、それだけで人生ハードなモンです。
人と違うことを「仕方ない」と”割り切る”ことは出来ても
それを完全に100%”受け入れる”ことは、どんな人であっても難しいと思います。

ここまでが”つみきさん”という人物の考察になります。





という つみきさん の人物像を踏まえた上で、少し話を戻します。
先程保留した、つみきさん の”優しさ”についてです。つみきさん が、友孝くんの相談に乗っている場面ですね。


「つみきさん は自分の性質を受け入れて過ごしている感じがして、すごいよなぁって…」と言った友孝くんに
つみきさん は言いました。

「それは私が幻人だからじゃない?」「性質とかは合わせられないことが多いし」

「なら仕方ないかって自分も相手も割り切ってもらいやすいけど
人間は合わせることが できちゃうから、割り切ってもらいにくいってことじゃん?」

「人間って大変だぁ~」

この発想というか相手の立場に立った考え方が出来る時点で、つみきさん は本当に優しいんですよ。

「なら仕方ないかって”自分も”相手も割り切ってもらいやすいけど」と、つみきさん は言いました。
この”自分も”の部分が、どれだけ難しいでしょうか。
“自分じゃどうしようも出来ない”ということが、どれだけ不便で辛いことでしょうか。

先程の考察で述べた通り、つみきさん は決して平坦で順風満帆な人生を送って来た訳ではないと思いますし
自分の体質に関してだって、受け入れられていない部分があるでしょう。

現状に不満を言おうと思ったら、いくらだって言えると思います。
「人間が羨ましい」と言ったって良いんですよ。

それなのに つみきさん は、友孝くんの立場に寄り添って考えた発言をして
「人間って大変だぁ~」と言い、あまつさえ「一緒に見つけてこーよ。友孝くんの気持ち!」ですからね。

こんな発言、よほど人格が完成されているかアホの子じゃないと出来ません。
本当に強くて優しい人ですよ、つみきさん は。とても感銘を受けました(迫真)





最後に少し、自分語りをさせて下さい。


私は、生まれながらにして重度の先天性疾患を持っていました。3才までに開胸手術を4回しました。
(これらの手術は あくまで延命治療であり、病気とは一生付き合っていかなければなりません)
2才の時に脳梗塞を患い、左半身不全麻痺(自分の意志で自在に動かせない、歩くことは出来る)になりました。
そんな感じだったので、小学校から高校までの12年間を特別支援学校で過ごしてきました。
更に高校生の時に右目の網膜剝離を患い、バックリング手術とかいう地獄も味わいました。

決して平凡な人生ではありませんが、それでも自分の生まれ持った身体に不満を抱いたことは、殆ど無いです。
幸い私はアホの子であったので、嫌な事があっても すぐ忘れるし、小難しいことは考えない質でした。
そのおかげか中学生になる頃には、自分の身体について完全に”割り切る”ことが出来ていたのです。

そして次第に「人に優しく在りたい、そういう人間に成りたい」と思うようになりました。

“普通の人”とは違う苦労や経験を積み重ねてきたからこそ、見える世界がありますし
“普通の人”とは違う苦労や経験を積み重ねてきたからこそ、感受性は豊かなほうだと思うので
人の痛みや苦しみに寄り添うことが出来ると思ったからです。

その思いは勿論今でも持っていて、生きる上での一つの目標でもあります。
まだまだ至らないところは沢山ありますけどね。


つみきさん のように”人とは違う”境遇でも、なお相手の立場に寄り添った発言が出来る
“本当の優しさ”を持つ人というのは、正に私の目指す理想の人物像そのものでした。

だから何と言ったら良いのか分かりませんが……凄く、嬉しかったです。
「私と似ている」と言ったら語弊がありますが、境遇と その生き方に心の底から共感出来る(幻)人に出会えて。



久々に素晴らしい作品に出会えたような気がします。
つみきさん と友孝くんが紡ぐ「奇日常」に、これからも期待しております!!(迫真)




TVアニメ『葬送のフリーレン』放送前最終項目別評価


お待たせしました、お待たせし過ぎたかもしれません。何と、今年に入って初めてのブログになります。

今回は「TVアニメ『葬送のフリーレン』放送前最終項目別評価」です。
大体アニメの情報が出揃ったかと思いますので、既存の情報から項目別に作品の評価をしていきたいと思います。

それでは早速、行ってみましょう!!





評価項目 その壱・制作会社(マッドハウス) 100/100

私も古今東西、色々なアニメを見てきました。マッドハウス産の作品も勿論、沢山見ました。
そんな私の印象では、マッドハウスの手掛けた作品は、原作の雰囲気に忠実な作品が多いと思っています。
原作の雰囲気をアニメの映像に落とし込むのが上手い会社だと思っています。

実際『フリーレン』もPVを見た限りでは、原作の雰囲気が忠実に再現されているような印象です。
マッドハウスが制作に携わって下さり、非常に嬉しいです。



評価項目 その弐・監督(斉藤圭一郎) 100/100

斉藤圭一郎監督と聞いて真っ先に思かぶのは、昨秋の覇権アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』です。
斉藤圭一郎監督が『フリーレン』に携わると聞いて、数ヶ月前に『ぼざろ』を全話見ました。

正直に言って、面白かったです。アニメとしての完成度が非常に高い作品でした。
原作を読んだことはありませんが、それでも原作の魅力を最大限に引き出せていることは伝わってきました。
これって、多分、凄いことだと思います(語彙力)

今、アニメ界隈で最も熱い監督が『フリーレン』に携わって下さることに、感謝しかありません。

余談・『ばざろ』は、ほぼコメディ作品でした。そして『フリーレン』にも、コメディ描写は多いです。
斉藤監督が手掛ける『フリーレン』のコメディ描写がどのようなモノになるのか、とても期待しています。



評価項目 その参・キャラクターデザイン(長澤礼子) 98/100

PVを見た限り、ほぼ文句無しです。フリーレンは可愛いし、ヒンメルはイケメンです。
ぶっちゃっけフリーレンが可愛くてヒンメルがイケメンなら、もうその時点でこのアニメは9割方勝っています。

本PVの1分8秒付近に映っているフリーレンとか、めちゃんこ可愛いですからね。ヤバいですよ(語彙力)
皆さんも改めて見直してみましょう、ヤバいですから(語彙力)

補足・所謂”引きの描写”の時だけ、キャラクターの作画が少し崩れている印象でした。
2点減点したのは、そのためです。



評価項目 その肆・音楽(Evan Call) 120/100

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の雰囲気でぇ!! 『フリーレン』のアニメをやればぁ!!
大成功間違い無しだってぇ! 言い続けていたらぁ!! 音楽担当がぁ!『ヴァイエヴァ』の方にいぃ!!
これ以上は無いと言わんばかりの完璧な人選だあぁ!!!

Thank you very much!!!!!



評価項目 その伍・映像 100/100

PVを見た限りでは、アニメーション、アクションの描写、背景美術、どれを取っても非常に高クオリティです。
特にアクションの描写に関しては、原作で若干物足りなかった部分を
作品の雰囲気を崩さずに上手いこと補完して下さっているような印象です。

実は『フリーレン』には、アクションディレクターなる方(岩澤 亨)が専門で就いて下さっているんですよ。
これはとても心強いですし、非常に有難いです。



評価項目 その陸・声優(キャラクター別に評価)


フリーレン(種崎敦美) 75/100

あくまでも個人的な意見ですが、声が低過ぎる気がします。物凄く少年っぽいんですよね。
単純に声質がフリーレンに合っていないように思えます。
特にアニメVer.のフリーレンは非常に可愛いので、声とのギャップに驚かされます。

ただ、演技力に関しては目を見張るモノがあります。
セリフの端々から、1000年以上生きている魔法使いの人生の重みが、確かに伝わってくるんですよ。
それは確かに間違いなく、フリーレンそのものなんです。

実際、種崎さんの演技力は非常に高いです。これは私個人の感想ではなく、客観的事実です。

少々メタい話になりますが『SPY×FAMILY』のアーニャって、種崎さんなんですよ。
『SPY×FAMILY』を一度でも見たことがある方なら、その演じ分けの凄まじさが分かると思います。
事前知識0の初見で、アーニャとフリーレンが同じ声優だと分かる人は、恐らくいないんじゃないでしょうか。

これ程の演技力がある方ならば、フリーレンの生き様をしっかり演じ切ってくれると信じています。


フェルン(市ノ瀬加那) 40/100

あくまでも個人的な意見ですが、合っていないと思います。声も1オクターブ高い印象です。
フェルンらしさが今一つ感じられません。

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ってあるじゃないですか。春に2クール目をやり、大団円(?)を迎えましたが。
あの作品の主人公・スレッタを演じたのが、今作でフェルンを演じる市ノ瀬さんなんですよ。

……まんっまスレッタの声なんですよね。純度100%でスレッタの声なんですよ、フェルン。
「フリーレン様」じゃなくて「ミオリネさん!」とか言い出しそうで、気が気じゃありません(笑)
フェルンはフリーレン達のお母さんなのに(確定)、マザコンのスレッタのままで果たして良いのでしょうか(笑)

ただまぁ、PVでフェルンは二,三言しか喋っていませんから、とりあえずは本編に期待してみようと思います。


シュタルク(小林千晃) 90/100

イメージしていた声より高めのイケボで驚きましたが、これはこれで大いにアリですね。
好みの分かれそうなところではありますが。

PVではシュタルク本来の臆病な部分は映し出されていなかったので
ビビっている時の腰抜けシュタルクの声はどんな感じになるのか、早く聞きたいです(笑)


ヒンメル(岡本信彦) 100/100

ヒンメルが顔だけではなく心までイケメンなことが、声を通して伝わってきました。これは完璧ですね。
純度100%で我らの思い描いていたヒンメルです。

この声で「フリーレン 撃て」とか「君が未来で一人ぼっちにならようにするためかな」とか
諸々のヒンメル語録を言われた暁には、ガチ恋勢が後を絶たなくなるでしょうね(笑)

余談・PVでは、50年後(原作1話後半)の老いぼれ(言い方ひどくない?)Ver.の声は、公開されませんでした。
年老いたヒンメルがどんな感じのイケボ(確定)になるのか、非常に楽しみです。


ハイター(東地宏樹) 99/100

ハイターには、三つの声があります。
通常のハイターと、50年後(原作1話後半)のハイターと、70年後(原作2話)のハイターです。
そしてそのどれもが完璧に、ハイターそのものでした。

通常のハイターからは、仄かに生臭坊主感が漂ってきます。
しかしそれが、50年後、70年後と、年を追うごとに生臭さが抜けていき、代わりに声に深みが出てきます。
その深みに、ハイターの生きてきた年月とこれまでの人生が表れているように思えました。
これって、多分、凄いことだと思います(語彙力)(四度目)

ただ、凄いのはそれだけじゃありません。

年を重ねるにつれハイターの声は少しずつ変化していきますが、どの時代の声にも一本芯が通っています。
それは”優しさ”です。どの時代のハイターも、優しさに溢れた非常に暖かい声なんですよ。

年月を重ねたことによるハイターの変化はしっかりと表現しつつも
ハイターの根幹である”優しさ”を貫き通せているところは、本当にプロの成せる技で素晴らしいと思います。

補足・70年後Ver.の声が かすれ過ぎているような印象で、ほんの少しだけ違和感を覚えました。
1点減点したのは、そのためです。


アイゼン(上田燿司) 95/100

お爺さんっぽい声だと思っていたら、普通の渋いオッサンって感じの声で、イメージと少し違いました(笑)
しかし、これはこれで大いにアリだと思います。

個人的には本PVの「その100分の1が お前を変えたんだ」があまりにもアイゼンで、非常に刺さりました(感涙)



評価項目 その漆・OP(YOASOBI「勇者」) 75/100

9月1日0時からの新PV公開で、OP主題歌がYOASOBIに決定したと知った時の私の心境は「マジかー!?」でした。
但しそれは、良い意味でもあり、悪い意味でもあります。

まずは良い意味のほうから語りましょう。

OP主題歌とは作品全体の看板とも言えるもので、めちゃんこ重要です。
話題性のある方が担当して下されば、それだけで作品が多くの人に認知されます。

では今このご時世において、最も話題性があって熱いアーティストは誰でしょうか。
…YOASOBIなんですよね。間違いなくYOASOBIなんですよ。

YOASOBIを起用する可能性というのは、私も考慮していました。

『フリーレン』という作品を更に盤石にするためにも、アニメからの新規ファンを獲得するためにも
“YOASOBIの起用”という選択は、非常に正しいことですからね。

但しそれは”正しい”選択ではあっても”良い”選択だとは思えないんですよね。あくまでも個人的な意見ですが。
ここからは悪い意味についてです。

ぶっちゃけて言わせて頂きますが、YOASOBIの曲の雰囲気は『フリーレン』に合っていないと思うんです。

『フリーレン』は全体的にとても落ち着いている作品で、盛り上がる場面でも凄く”静か”なんですよね。
静かなる炎と言いますか、内なる情熱と言いますか。
そういう独自の空気感が、作品の世界観をより確かなものにしていると思います。

ただYOASOBIの曲っていうのは……邦ロックと言うのでしょうか、基本的に熱いじゃないですか。
実際『フリーレン』のOP主題歌「勇者」も、本PVを聞く限り結構ロックな曲ですし。

先程「OP主題歌とは作品全体の看板のようなもの」と言いましたが、正にコレなんですよね。

OP主題歌とは、そのアニメ作品の代表者であり代弁者であると思っています。
アニメから入る初見の方達に、その作品の世界観とそこに込められたメッセージを伝えられなければなりません。

“終わりから始まる物語”という世界観を。ある種の哀愁と切なさが漂う、あの静かな空気感を。

そういう作品の根幹たる部分が、あの主題歌からは伝わって来ないんですよね。
…いや、正確に言えば一部伝わって来てはいるんですよ。

本PVで既にサビ部分のみ公開されていますが、歌詞は良いと思うんです。
フリーレンの複雑な心情を、上手いこと歌詞に落とし込めていると思います。

歌詞の制作というのは、所謂アニソンにおいては原作への理解度が一番試される部分ですから(個人の主観です)
そこがキッチリ出来ているのは非常に嬉しいところです。

ただ……やはり曲調が世界観と致命的に合っていないため、現時点では違和感のほうが勝ります。

しかしながら、我々はまだ「勇者」をFullで聞いた訳ではありません。
もしかしたら、曲調の違和感が吹っ飛ぶくらい歌詞の原作理解度が高いかもしれません。

つまりですね、早くFullで聞きたい(迫真)

余談・YOASOBIは「小説を音楽にするユニット」です。
今回のOPを創るにあたっても、小説が書き下ろされたそうです。原作者 山田先生監修の小説が(強調)
つまりですね、早く読みたい(迫真)



評価項目 その捌・ED(milet「Anytime Anywhere」) 90/100

OPと同じですが、やはり『フリーレン』の主題歌にしては、全体的に少し熱いような気がします。
ですが、それ以上に雰囲気が抜群に良いです。

曲調が全体的に優しくて視聴者を包み込むようで、聞いていて心地が良いんですよ。
正に『フリーレン』の世界観を体現しているように思えます。

歌詞に関しては、本PVで既に一部公開されているのですが、今一つ正確に聞き取れないんですよね。
ですが、暖かいです。曲調とも合っています。それだけは伝わって来ました。
つまりですね、早くFullで聞きたい(迫真)(二度目)

因みにこのEDですが、音楽担当のEvan Callさんが編曲をされているそうなんですよ。
まぁ……最高ですよね?(迫真)

余談・初回放送は、特別エンディング(milet「bliss」)になるそうです。作曲&編曲は、やはりEvan Callさん。
もう何というか、どこから突っ込めば良いのか分からないくらい素晴らしいです(小並感)



評価項目 その玖・放送情報 150/100

①初回放送は日本テレビ系【金曜ロードショー】で2時間SP
②以降は「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」にて、毎週金曜23時から放送
※「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」は、日本テレビが”本作のために”設立した新アニメ枠
③連続2クール放送
④あまりにも充実した配信ラインナップ

…これにはハイターもドン引きですよ(良い意味で)





項目別評価はこれで終わりですが、個人的に気になっている事があるので、その話だけさせて下さい。


「連続2クール放送で、原作をどこまでやるのか問題」です。

結論から言いますと、一級試験編まではやらないと思います。やってほしいですけどね。
『フリーレン』は名エピソードが沢山ある上に、ゆったりとした作風のマンガです。
アニメでも1話1話を丁寧にやると思うので、一級試験編の手前くらいで”一旦”最終回になると思います。

以下、今後のアニメでの展開予想です。あくまでも個人的な意見ですので、ご了承下さい。


2023年9月29日~2024年3月まで連続2クール放送(~ザインとの別れまで)

当然、2期決定

2期も連続2クールで放送(一級試験編~黄金郷編の手前まで)

ファン待望の『劇場版 葬送のフリーレン~黄金郷のマハト~』の制作が決定


ここまでは割と既定路線だと思っていますが、1期で普通に一級試験編までやってくれる可能性もあります。
放送2日前に連続2クール放送という超絶重大情報をぶち込んでくる制作陣です。
正直、もう何が起こってもおかしくありません(褒め言葉)



ここまで長々と色々書きましたが、結論は一つです。
めちゃんこ楽しみ(迫真)




[葬送のフリーレン]104話:感想


注釈

1.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
2.本編のネタバレを含む場合があります、予めご了承下さい。
3.ご意見・ご感想、お待ちしております
!





黄金郷編、堂々完結。
ちょっと今回は見所が多過ぎるので、一つずつピックアップして語りたいと思います。



見所①・扉絵

もう扉絵からして神回じゃないですか。レクテューレさん、改めて見ると本当に美人で可愛いです。
…こんな美人で可愛いお嫁さんを貰っているデンケンも、改めて考えると凄いですね。

扉絵に描かれている場所は、丁度レクテューレさんのお墓が建っている場所のように見えます。
お墓の建っている場所で、魂としてデンケンの話を聞いているのかと思うと、泣けますね。


見所②・デンケン起床~グリュック様との会話

まず一言、言わせて下さい。デンケン生きてて本当に良かったです!!(迫真)
102話で致命傷を負ってから、ずっと心配していたんですよ。

前回、教会に運ばれて行ったのを見て大丈夫だとは思っていましたが、まだ確定ではなかったですからね。
これでようやく一安心です。

ということで、教会(?)で無事に目を覚ましたデンケン。
モノクルを付けていないのは、何だかんだ言って初ですね。イケメンです。

「そうか」
「儂は勝ったのか」
「帰ってきた。ヴァイゼに」

勝利を嚙みしめるデンケン、カッコいいです。非常に漢らしい顔つきをしていらっしゃる。
あんな激しい闘いを繰り広げた後だというのに、燃え尽きたという感じが全くしないですよね。流石です。

そこにグリュック様が登場。デンケンが誰かに対して敬語を使っているのは、とても新鮮に感じます。
ジジイがジジイに敬語を使っている……絵面的にも面白いですね(笑)

「いい友人に恵まれたな」

グリュック様がそれを言うのは、物凄くエモいです。深いですし、沁みてきますし、説得力が違います。
そして「いい友人」とは何なのか、何とも考えさせられます…。


見所③・安定感

シュタルクが相変わらず化け物で、安心しました(笑)
前回までの重々しい空気とは打って変わって、いつもの日常に戻ってきたという感じです。

…前々から思っていたんですけど、何かシュタルクには人を安心させる力がありますよね。
そういう安定感にフェルンは惹かれたんでしょうか…。
まぁ今回は惹かれているというより引かれていますけどね(笑) ひそひそフェルン、可愛いです。

余談ですが、ひそひそフェルンは今後のLINEスタンプに使われると思っています。割とマジで。

3度目のハイター様ドン引きエピソード、ウケます(笑) アイゼンとハイターも、非常に安定感がありますよね。
ただこの二人は回想の中でも出番が少なめなので、今後のエピソードで更に深堀りしていってほしいです。

そしてフリーレンが紙袋の中から取り出したのは……まさかの暗黒竜の角です。1話以来ですね。
確かに半世紀前から時が止まっている街ですから、暗黒竜の角があっても不思議ではありません。
ある種ヒンメルとの思い出の品ですから、再登場するとは思っていませんでしたが(笑)

何気に弟子たちへの労いの言葉は絶対に忘れないフリーレン、好きです(迫真)


見所④・デンケンとの別れ

デンケンに別れを告げている時のフリーレンの顔、慈しみに溢れていますね。
極稀にこういう表情をする時があるんですよね、フリーレンは。これだからフリーレンは止められません(?)


見所⑤・グリュック様の想い

正義が成されて嬉しそうなグリュック様。息子の悲願をようやく達成したんですもんね、そりゃ嬉しいですよ。
自分もしっかり裁かれようとしているところが、漢ですよねー。悪役だけど悪役じゃないと言いますか。
ただグリュック様が裁かれてしまったら、今後ヴァイゼは誰が治めるんでしょうか? 気になります。

マハトの死を恨むでもなく悲しむでもなく「悪党の最期だぞ。華々しく散れたんだ」と言ったグリュック様。
これは、マハトが本当に大切な”悪友”だったからこそ出た言葉だと思っています。号泣必至ですね(号泣)


見所⑥・墓参り

「…レクテューレ」
「俺は最後まで、醜く足掻いたぞ」

第一次試験の時からずっと我々が望んでいた、デンケンの墓参りの話。
まさかこんな大長編かつ壮大で感動的な話になるとは思ってもいませんでしたが、ようやく達成したんですね。

多くは語りません。感無量、それだけです。


見所⑦・そして旅は続く…

最後のページの最後のコマ、ヴァイゼを発つフリーレン一行。これぞ『葬送のフリーレン』という一コマです。
この作品の「立つ鳥跡を濁さず」を体現していく精神、めちゃんこ好きです。



という訳で、長らく続いた黄金郷編も遂に完結です。
本当に素晴らしい長編でしたね、早く単行本で一気読みしたいところです。

黄金郷編はデンケンやマハトを始め、魅力的なキャラが沢山登場しました。
今後も回想などでチラッと登場してくれたら非常に嬉しいです(迫真)

ところで、マハトはヴァイゼに入ってきた侵入者を虐殺→黄金化していたじゃないですか。
今回”それら”の黄金化も解除されたとなると…色々とヤバいことになっていたのでは……?(震え)




週刊少年サンデー2022年50号:感想


『葬送のフリーレン』だけがサンデーの全てではありません! サンデーの感想タイムです!!



注釈

1.前提として、私が現在読んでいる作品のみ感想を書いております。現在読んでいる作品は、固定の投稿に追記していきます。
2.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
3.本編のネタバレを含む場合があります、予めご了承下さい。
4.ご意見・ご感想、お待ちしております
!





第8位[白山と三田さん]

あらすじ・二人が走る回

本編の内容以前に「ひぬた歯科」でウケてしまったのは、私だけではないはず。
東京に住んでいるか一度でも来たことのある人なら、この「ひぬた歯科」の元ネタが分かるのでは?

にしてもまさかマンガの中で『き〇た』の残影を見ることになろうとは…。
やはりヤツの影響力は凄まじい……インプラントで日本中を征服する日も近いだろうな。





第7位[ビグネス参式]

あらすじ・ハルトがブチ切れる回

「俺の大好きな物を奪うヤツは絶対に許さん!」
「お前らが誰か殺そうと街をぶっ壊そうと知らねぇ!」
「だが俺の邪魔だけはするんじゃねぇええぇ!!」

信じられねぇだろう……? これ、少年漫画の主人公のセリフなんだぜ?

ここまで自己中だと逆に清々しいです!(笑)
人間的に好きになれるかはともかく、これはこれで新たな主人公像としてアリだと個人的には思います。

『魔王城でおやすみ』のスヤリス姫や『保安官エヴァンスの噓』のエヴァンス。
『龍と苺』の苺や『レッドブルー』の青葉君。
思えばサンデーはいつの時代も、新たな主人公像を生み出していますね。これだからサンデーは止められません。

話を本編に戻しましょう。

16ページ1コマ目のキョウカを見て、本作のヒロインがキョウカだったということを思い出しました(笑)
クレーンゲーム回の時といい、何だかんだ面倒見がいいですよね。そういうとこ好きです。
今後のエピソードで、更にキョウカの生態(?)が深堀りされることを期待しております。





第6位[九龍城でもう一度]

あらすじ・時計と悲しみの回

付喪神にとって部品を無くしたり壊れたりすることは、一番辛くて悲しいこと   ←分かる
梅枝があんなに恩返しにこだわるのは、涼真にそれだけのことをしてもらったから ←?

第一號室を読んでからずっと思っていたんですけど、梅枝は恩返しする相手が違うんですよ。
正確に言うと、恩返しする順番を間違えています。

涼真は確かに壊れた梅枝を骨董屋から見つけて、修理に出して銘を付けてあげました。
しかし涼真がやったことは、ぶっちゃけそれだけです。
梅枝を直接修理してくれたのは、松本さん(九龍城の住人)なんですよ。

なのに梅枝は松本さんにはお礼の一言も言わず、涼真への恩返しだけにこだわっています。

涼真に恩返しがしたいっていうのは、別に良いんです。
ただ恩返しをするなら、まずは直接修理してくれた松本さんに対してじゃないですかね?
それが筋ってもんだと思うんですよ。

今後のエピソードでそこら辺が補完されることを願っています。

本編で少し恩返しの話が出てきたので語りましたが、思いっきり本編の話から逸れましたね。
肝心の本編ですが、相変わらず面白くてホッコリするイイ話でした。
誰かの致命的な部品であろうクソデカネジの持ち主が、早く見つかることを祈っています(笑)





第5位[龍と苺]

あらすじ・入玉宣言法の回

よく分からん将棋に、よく分からん超マイナールールが出てきて、よく分からんことになってきた!
よく分からんけど、とりあえず頑張れ苺!(笑)





第5位[ラストカルテ ――法獣医学者 当麻健匠の記憶――]

あらすじ・主人公回(物理)

私服の雨竜さん、めちゃんこ可愛いです。ご飯を食べている雨竜さん、めちゃんこ可愛いです。
当麻のことを「面白いやつ」と評価する雨竜さん、めちゃんこ可愛いです。

出番はたったの1ページでしたが、めちゃんこ可愛いせいで絶大な印象が残っています。

当麻のことを「面白いやつ」と評価しているの、何かもう……イイですよねぇ。
上手く言語化出来ないんですが、強いて言えば……『エモい』ですかね?

というか、男性が女性を「面白いやつ」と評価するのは割とあるんですよ。
俗に言う『面白れー女』ってヤツですね(笑)

ですが今回の場合は逆で、女性側が男性を「面白いやつ」と評価しているんですよ。
つまり『面白れー女』ならぬ『面白れー男』ということですね(笑)

その少し上から目線で素直じゃない物言いが、非常に雨竜さんらしいと言いますか……可愛いです(迫真)

話は変わりますが、茨戸が当麻のことを「俺の理想」とまで言ったのには、正直驚かされました。
そういう部分もあるだろうとは思っていましたが、まさかここまでハッキリ言うとは…予想外でした。

かく言う当麻は、完全に完全記憶能力の無駄遣いをしていますが(笑)
というかマンガのセリフを全部覚えられるの、地味に凄く良いですよね。私もやってみたいです。





第3位[魔王城でおやすみ]

あらすじ・久々にスヤリスP登場の回

ゼウスの扱いが色々と不憫でした(爆笑)
『魔おや』は基本的にお上品な作品なので、自粛しなければならないタイプのギャグ(?)は新鮮でしたね。
まぁたまにはこういうのもアリなんじゃないかと思います(笑)

さて、見事アイドルに変身した神兄弟三人ですが……まぁ予想通りの仕上がりですね。全員イケています。
というかスヤリスPさん、普通にプロデュースが上手くないですかね?
マジでアイドルPとか向いているような気がします(笑)

ただ問題は、ヒュプたんですよ! スヤリスPは彼(彼女?)をどうプロデュースするのでしょうか!?
そしてヒュプたんは果たして『どっち』なのでしょうか!!? 次回が非常に楽しみです。





第2位[古見さんは、コミュ症です。]

あらすじ・河合さん回

まずは300話到達、おめでとうございます!! いやーめでたいですね!
…「コミュ(話数の単位)」は380なんですよね……。あれですかね、一挙2話搭載とかが多いからですかね?

まぁそれはそれはさておき、表紙ですよ! 古見さんと万場木さんはともかく、日岐ちゃんです!!
日岐ちゃんが遂に表紙デビューですよ!!! これはめちゃんこ嬉しいです。そして可愛いです(迫真)

ただ正直、構図的に手前にいる古見さんと万場木さんが邪魔で(酷い)、日岐ちゃんが見えにくいんですよね。
これは是非とも、日岐ちゃん単体のイラストも見てみたいところです。

さて本題ですが……河合さんについてですね。

①古見さんと同じくらい美人で可愛い
②ビジュアル的にも作中の立ち位置的にも「古見さんと対を成す存在」といったイメージ
③何を考えているか分からず、腹黒そう

これが先週までの、個人的な河合さんに対する印象です。今回の話を読んだらこうなりました。

①古見さんと同じくらい美人で可愛い
②ビジュアル的にも作中の立ち位置的にも「古見さんと対を成す存在」といったイメージ
③めちゃんこイイ人←New!!

…正直「河合さんが只野君のことを好き説」は、少し考えました。
ただそう考えると、中二の時にフッた理由が分かりません。そこがネックだったのですが……。

いや只野君の人間的成長のために敢えてフッたとか、中学生にして素晴らしい人格者じゃないですかね!!?
中学生なんて一番自己中な時期ですよ!?
好きな人の未来のことまで考えて、敢えてフる中学生女子がどこにいるんですかね!!?

でもそれだけ、河合さんの只野君への気持ちは本物だということなんですよ。本当に素晴らしいです。
その覚悟には、全『古見さん』読者が号泣したことでしょう(?)

しかしそれならどうして、美人過ぎる彼女はダメなんでしょうか? これには二つの説があると思っています。

①只野君に釣り合わないから
②単純に、美人過ぎる彼女に嫉妬したから

どちらにしても河合さんの判定基準がイマイチ分かりませんが、私は断然②を推します。
何故かって? そのほうが可愛いからに決まっているじゃないですか。

とりあえず次回が非常に楽しみです。





第1位[双影双書]

あらすじ・キョンシー誕生の回

第1話を読んだ時から、どちらかが死ぬか死にかけることは予想していました。
問題はそこからどう話を展開するか……と思っていましたが、まさかキョンシーになって復活するとは。
これは完全に予想外かつ最高の展開ですね。キョンシーになって八重歯が生えた冠星も可愛いです。

「…これは、後に、叶国を千年の安寧の導く、未来の皇帝と、それを支えた、一人の影の物語」
第1話の最後にも登場したこの一文。”影”とは冠星のことだったんですね。これにはガチで震えました。

さぁ面白くなって参りましたよ! 今後の展開もめちゃんこ楽しみです!!





今号はこんなもんで終わりです。ありがとうございましたm(__)m


今号のパワーワード

「どんなことがあっても、オタクは新規に優しくしないといけない!」(『ビグネス参式』よりハルト)




週刊少年サンデー2022年47号:感想


新連載の3/5が中華風作品って、中々攻めてますね! サンデーの感想タイムです!!



注釈

1.前提として、私が現在読んでいる作品のみ感想を書いております。現在読んでいる作品は、固定の投稿に追記していきます。
2.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
3.本編のネタバレを含む場合があります、予めご了承下さい。
4.ご意見・ご感想、お待ちしております
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新連載[君と悪いことがしたい]

はいはいはいはい、なるほど。全体的にまずまずと言ったところですかね。悪くはないと思いますよ。
ただ1話目だとまだ分からない部分が多いので、今後の展開次第ですね。

本編とはあまり関係ないのですが、一つ気になったことがあったので言わせて下さい。

主人公二人のうちの一人(?)である、悪役男子の「藤 奏志」。多分読み方は「ふじ そうし」ですよね。
だとしたら非常に言い辛いなぁ、と思いました。

…それだけです(笑)





新連載第2回[九龍城でもう一度]

先週は感想を書いていないので、先週の1話と今週の2話の総括みたいな感じでやっていきます。


本誌に載るのは2回目なんですが、話数は4話目です。
何があったのかと言いますと、単純に先週が3話分載ったんですよ。

…いや、先週めちゃんこ驚きましたよ!
一挙二話搭載とかなら今までも稀にありましたけど、三話連続は前代未聞ですからね!!
事前予告もなかったので本当に驚きましたが、そういう攻めの姿勢は非常に好きです!

気を取り直しまして。

『アジアンカオス恋物語』という謳い文句ですが、実際に読んでみたら想像以上にカオスです。
特に世界観が、最早カオス過ぎて斬新なくらいにカオスです。

人間の他にも様々な種族が出てくるのですが、その守備範囲(?)が非常に広いんですよね。

河童などの人外諸々や猫又、吸血鬼、果ては付喪神やドラゴンまで出てきます。
おまけに魚がそこら辺を普通に泳いでいます。
……これをカオスと言わずして、何と表現しましょうか?

ただ九龍城という舞台設定に、この世界観は巧くマッチしていると思うので、個人的には大いにアリです。
この作品だけの独特の雰囲気が出せているのも良きです。

恋物語(ラブストーリー)としても色々斬新で、中々面白いですね。

まず涼真(主人公・九龍城の大家)と梅枝(ヒロイン・茶器の付喪神)の出会いが、凄くアッサリ描かれていました。
先週3話58ページが載り、涼真と梅枝の出会いに割いたのは1話16ページのみです。
残りの2話は、それとは直接関係のないお話でした。

普通の恋物語だったら、58ページを丸々1話として主人公とヒロインの出会いに費やすところです。
おまけに梅枝は、2話で恋という概念を知り3話でいきなり涼真に対する恋心を自覚しました。

流石に展開が早過ぎて「もう少し二人の出会いや心の変化を丁寧に描いてほしかったなぁ」とは思いました。

しかし恋とか運命というものは、得てして突然降ってくるものです。
特に梅枝に関しては一目惚れっぽいですし、そういう意味では寧ろこのほうがリアリティあるかもしれません。

あと幾つか語りたいことがあったのですが、これ以上書くと長くなり過ぎてしまうので、またの機会にします。
とりあえず今回の5大新連載の中では、現時点で一番面白い作品だと思っているので、今後とも期待しております!!





第7位[ボレーボレー]

あらすじ・二年後の回

数週間前のタイトル回収の時点で薄々察してはいましたが、遂に次号最終回ですか。
いやはや残念です。結構面白かったですし、期待しておりましたので。

今週の話を読んだ限り、どんな最終回になるのか全く予想が付きません。はいもう、全く分かりません。
ですので、どういう結末を迎えるのか楽しみです。最後までフォーカスさせて頂きますよ!





第6位[ビグネス参式]

あらすじ・変態の回

前回いきなり怪異獣の中から変態が出てきて「進〇かな?」とか思っていたら、今度は四天王ですよ(笑)
展開が予測不能過ぎて面白いです。

にしても怪異獣って本当何なんでしょうね。少なくとも変態こと戸狩君は悪いヤツじゃない気がしますけど。
というか戸狩君は色々苦労人で可哀想です。
ハルトには話を合わせなきゃいけないし、キョウカにはフラれるし、同僚にはイビられるし…。頑張って下さい!

あとハルト、多分お前のほうが自己中やぞ?(笑)





第5位[双影双書]

あらすじ・初任務の回

この作品の見どころって多分、宵と冠星の会話シーンだと思うんですよね。
まぁ何が見どころかと言いますと、可愛いということですね(迫真)

もう会話の内容以前に「可愛い」が先に来ちゃいます。
そりゃ可愛いですよね、双つの可愛い顔が喋っているんですから。

特に今回は、最終ページ5コマ目の赤面している冠星が素晴らしく可愛かったです(何の話?)





第4位[舞妓さんちのまかないさん]

あらすじ・指ぺろの回(?)

9ページ1コマ目の指ぺろ百子さん、お美しいです…。やっていることは汚いはずなのに、美しいです。
現『百子さん姉さん』に通じる片鱗を感じました。

百子さんの真似して指ぺろする千佳子さんも、超可愛いです。
親友の圧に押されて指ぺろしてる人が、今の『おかあさん』になるとは……感慨深いです。

千佳子さんが指ぺろして嬉しがっている百子さん、笑顔が素晴らしいですね。
というか百子さんって、こんな満面の笑みするんですね。ギャップが凄いです。





第3位[ラストカルテ ――法獣医学者 当麻健匠の記憶――]

あらすじ・大学進学の回

今回の話の中で一気に時間が進み、いきなり当麻たちが大学生になりました。
正直驚きましたが、寧ろココからがこの作品の本番なんでしょう。

そして何より、雨竜さんも当麻たちと同じ美森大学に進学してくれたことが、非常に嬉しいです!

「当麻に少し影響を受けたっぽい」とは思っていましたが、まさか同じ大学に来るとは。
当麻が美森大学を受けるという情報は、一体どこから仕入れたんでしょうか?

というか雨竜さん、完全に当麻を追って来てますよね。超絶乙女で可愛いです(迫真)

奇人変人しか出てこないこの作品の中で、雨竜さんは唯一の常識人となりそうですね。
今後の展開がめちゃんこ楽しみです!!





2位[魔王城でおやすみ]

あらすじ・天界の回

今回は姫が暴れまくっていましたね。顔芸が凄かったです(笑)
ただ平和には終わらず、最終ページでいきなり不穏な感じになりましたね。

最終ページに出てきた新キャラが恐らく、眠りの神ヒュプノスでしょう。
この作品では今まで本当に沢山のキャラが出てきましたが、そのどのタイプにも当てはまらなそうなキャラです。

”天界”編の今後の”展開”が非常に楽しみです。……失礼しました。





1位[古見さんは、コミュ症です。]

あらすじ・合宿開始の回

只野君の黒歴史とか、誰が覚えているんですか? 今更その設定を引っ張り出してくるとか、何なんですか?
最高ですか?(何故かキレ気味)

いや、めちゃんこビックリしましたよ。
最初読んだとき「フウォエエェエ!!!??」って変な声出ましたもん(笑)

波乱の合宿になりそうですが、とりあえず今後の展開がめちゃんこ楽しみです!





今週はこんなもんで終わりです、ありがとうございましたm(__)m


今週のパワーワード

「人間のみんな!」(『ビグネス参式』より戸狩カシム)




週刊少年サンデー2022年45号:感想


新連載攻勢はワクワクします! サンデーの感想タイムです!!



注釈

1.前提として、私が現在読んでいる作品のみ感想を書いております。現在読んでいる作品は、固定の投稿に追記していきます。
2.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
3.本編のネタバレを含む場合があります、予めご了承下さい。
4.ご意見・ご感想、お待ちしております
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新連載[双影双書]

絵柄が全体的に可愛くてホッコリします。宵(主人公・影武者)と冠星(皇子)が特に可愛いです。
皇宮や街並みの背景も、良く描けています。これアナログで描いてるらしいですね、凄いです。

肝心のストーリーについてですが……何というか大分使い古されたネタのように感じます。
ここからどうやってオリジナリティを出していくのか、期待しておりますよ!

…それにしても宵は、毒をナチュラルに盛られてよく生きてましたね、凄い。
影武者以前にまず毒味係を付けたほうが良い気もします(笑)





新連載第2回[ビグネス参式]

先週は感想を書いていないので、先週の1話と今週の2話の総括みたいな感じでやっていきます。


作品全体を通して、難しいこと一切抜きで「シンプルで単純明快」なところが非常に良いですね。
このフィーリングとパッション(あと画力)だけで押して来ている感じ、大好きです。

今さらっと書きましたが、画も迫力があって良きです。作者のパッションが伝わってきます。
巨大生物や巨大生物のアクションシーンをこんな迫力満点で描けている作品は、近年珍しいです。感心しました。

巨大生物やアクションシーンだけでなく、人物も巧く描けています。
皆、個性的でキャラが立っています。表情も豊かで見ていて楽しく、中には顔芸みたいなのもあってウケます(笑)

ストーリーは全体的にギャグ調で進んでいるため、面白く読みやすいです。
少なくとも私は終始笑いながら読んでいました(笑)

ただ締めるところはキチンと締めているんですよ。
圧巻のアクションシーンや、唐突にハルト(超絶オタク主人公)がカッコよくなるシーンとかですね。
そういうところのバランスも見事だと思います。

折角ハルトの話が出たので、少しだけハルトの話もします。

普段はナチュラルにキモくてどうしようもない部分が目立つハルトですが、やる時はやる漢です。
キモオタだろうがなんだろうが、自分の大好きなものを守るために戦う勇気がある時点で、十分カッコいいです。
あとオタク特有の信念みたいなものが、結構核心を突いているなぁと思います。

とりあえず2話時点でめちゃんこ面白いので、今後の展開にも非常に期待しています!!





第7位[舞妓さんちのまかないさん]

あらすじ・お店出しの回

黒紋付きの千佳子さん(現おかあさん、あずさ)&百子さん(夕子)! 可愛い!! そして美しい!!!
何かもう二人が立派に成長してくれたことが凄く嬉しい(謎の親目線)

あずささん、舞妓名(?)は千佳子っていうのか。お洒落で可愛い!!

さて。お店出しをしたことで、二人はいよいよ舞妓として本格的に活躍していくわけですが……。
私が一番気になっているのは、ここからの話なんですよね。

というのも、現代でこの二人が話している描写はおろか、連絡を取っている描写すら一切ないんですよ。
これだけ仲の良い二人が、ですよ? 少し不自然ですよね。

これから二人の関係に変化が生じてしまうような、何か大きな事件でもあるのでしょうか?
それとも私の杞憂で、実は特に何もないのでしょうか?

今後の展開に、恐れながらも期待しています。





第6位[ラブコメクエスト]

あらすじ・ミリアの告白(?)回

前回の話で薄々察してはいましたが、やはり次回で最終回ですか。
最近やっとラブコメらしくなり面白くなってきたところだったので、少し残念です。

さて本編。「ジンがミリアの正体を知ったら、諸々どうやって解決するんだろう?」とずっと思っていました。
なるほどタイムスリープですか。全てを始めからやり直すとは、ちょっと予想外でしたね。

タイムスリープの魔法陣が鼻血で発動するのは、非常にこの作品らしくて面白かったです(笑)

次回、最終話。時が巻き戻って、世界と二人の関係はどう変化したのか。
…というかそもそもミリアはいかにして生まれたのか。
そういうのも含めて諸々解決し、大団円を迎えることを期待しています。





第5位[朱月事変]

あらすじ・出立前の回

この作品の絵柄、やっぱり好きですわ。ただ正直、1話と比べると2話3話は少しだけ画が崩れていますね。
まぁこれは週刊連載なんで、仕方がありません。慣れと安定を待ちましょう(どこ目線)
というかそれを差し引いても、私はこの作品の絵柄が大好きなので、無問題ですけどね。

さて本題。これは、あれですね。試験編が始まるヤツですね。
試験編が始まるとなると、個人的に心配なことが二つあります。

まず一つ目。これは偏見に近いのですが「序盤に試験やると中だるみしないか?」ということです。

序盤の段階で長い試験をやってしまうと、中だるみして面白くなくなってしまうイメージがあるんですよ。
勿論面白い作品も沢山あるとは思いますが。

そもそも試験編っていうのは、賛否両論分かれるものなんですよ。
あの非常に有意義で面白かった『葬送のフリーレン』の試験編ですら、つまらなかったという声をよく聞きます。
ですから「そういう好みの分かれてしまうようなことを序盤でやって大丈夫かな?」という心配が少しあります。

そして2つ目。これに関しては大丈夫だと思いますが「初月の出番減らない?」ということです。

妹の初月は、可愛いです(真顔) 現時点及び恐らく今後も、この作品の癒し枠です(断言)
そんな初月を、試験編で暫く見られなくなってしまったら、読者が離れていってしまうのではないでしょうか?

というのは半分冗談として、この作品って兄妹の物語ですよね。つまり初月も主人公の一人だと思うんですよ。
それなのに試験編で初月の出番が減ってしまったら「作品のコンセプトが崩壊しないか?」と少し心配です。

ただ、これは恐らく作者の方も流石に考えているんじゃないかと推測します。初月の存在は重要ですからね。
何かしらの形で登場してくるんじゃないかと予想します。

本編の話をしていなかったので、簡単に本編の話をします。

回想で出てきたミニ初月が可愛いです(迫真)
地味に出てきた新キャラの雲居さん、キャラ立ってて好きです。
画は魅せるところで凄い魅せてくるし、ストーリーもスムーズで分かりやすい&熱くて面白いです。

試験編も期待しておりますよ!!





第4位[帝乃三姉妹は案外、チョロい。]

あらすじ・”敗北”の回

「矢乙女ちゃん熱いし可愛いなー」とか思いながら読み進めていったら、最後の1ページでまさかの。
これは完全に予想外でしたね。良い意味で裏切られました。というか矢乙女ちゃん、めちゃんこ凄いのでは?

これからどうなるんでしょうか、初めてのケースなので全く予想がつきません。今後の展開が非常に楽しみです。





第3位[龍と苺]

あらすじ・美しい(?)回

そもそも苺が美少女設定なのは納得がいかn(殴
いやあれか、苺の棋士としての強さが人を惹きつけるというか、そういう意味の美しさか?

にしても苺、1話の頃から命賭けるの大好きやな。
そんで苺の場合はマジで〇ぬ勇気があるから、本当にクレイジーで手の施しようがない。

というか苺と付き合うためには命張らなきゃいけないとか、めちゃんこ酷くない?
苺にそれだけの価値があるとは思えn(殴





第2位[古見さんは、コミュ症です。]

あらすじ・”笑顔”の回

全[古見さん]読者へ。
この古見さんの笑顔を見るために、我々はこの作品を読んできたのだ。

全[古見さん]未読者へ。
この古見さんの笑顔を見るために、読め。

…そう思えるほどに彼の見開きは、尊かった。





第1位[葬送のフリーレン]

あらすじ・デンケン&フリーレンがひたすらカッコいい回

デンケンは『最後まで醜く』足掻いています。
フリーレンは勇者ヒンメルがそうであったように、仲間を信じて賭けに出ました。
こんなにカッコいいことがありますか?(号泣) 二人ともカッコよさがカンストしています。

フリーレンはどんな賭けに出たのか? デンケンは果たして大丈夫なのか?
ひたすらに次回がめちゃんこ楽しみです。

それはそうと、マハトの魔法も回を重ねる度にカッコよくなっているんですよね。
非常にアニメ映えしそうなので、早く黄金郷編もアニメ化してほしいです(気が早い)





最終回[タイフウリリーフ]

最終回ということで、この作品全体の総括を書きたいと思います。

結論を先に言います。決して悪くはなかったのですが、全体的に中途半端でした。
作品の特性を活かしきれていない感じがしました。

特性というのは、この作品の2大目玉であった”家族”と”継投”です。

家族絡みの話は、忘れた頃に少し出てくるだけでした。個人的にはもっと出しても良かったと思います。
継投をしたのは最後の最後だけでしたね。作品のコンセプトが崩壊しちゃっていたような気がします。

所々盛り上がる部分はあったのですが、それでも今一つ勢いに乗り切れない感じでした。
この2つの特性を上手く活かすことが出来れば、もっと盛り上がれたかもしれません。

次回作も期待しております、お疲れ様でした!





今週はこんなもんで終わりです、ありがとうございましたm(__)m


今週のパワーワード

「ちょ、やめて! やめてよ痴漢! 音ゲー痴漢!」(『ビグネス参式』よりキョウカ)




週刊少年サンデー2022年43号:感想


本編に入る前に、今回から感想タイムの形態を少し変えようと思うので、それについて話します。

従来、感想を書いている作品は”私が現在サンデー本誌で読んでいる作品全て”でした。
今回からはそれを”私が現在本誌で読んでいる作品の中で、今回面白かった上位半分”にすることにしました。

つまり、私は現在サンデー本誌で14作品を読んでいるので、面白かった上位半分の7作品を感想に取り上げます。
ご理解・ご協力のほど宜しくお願い致しますm(__)m


最後に、少し補足を入れておきます。

補足1・新連載の第2回まで及び読切は”別枠”として捉え、作品の是非に関わらず感想を書きます(生理的に無理な作品でなければ)
   例:14作品+新連載1つ=上位7作品+新連載1つの感想

補足2・休載に関しては一切考慮致しません。”在るもの”としてカウントします。
    例:14作品-休載2作品=上位7作品の感想(変動なし)

追記・本誌で読んでいる作品が最終回を迎えた際、それも実質的な”別枠”として、追加で感想を書きます。
   例:14作品(最終回の作品が1つ)=上位7作品+最終回を迎えた作品の感想






というわけで、気持ちを新たに! サンデーの感想タイムです!!



注釈

1.前提として、私が現在読んでいる作品のみ感想を書いております。現在読んでいる作品は、固定の投稿に追記していきます。
2.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
3.本編のネタバレを含む場合があります、予めご了承下さい。
4.ご意見・ご感想お待ちしております
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新連載[朱月事変]

読んでいる時、ほんの一瞬だけですが[主人公・望月(CV.櫻井 孝宏)]でアニメになっている未来が見えました。
それくらいに完成度の高い作品であり、非常に面白かったです。

何と言っても画が精巧ですめちゃんこ好きな絵柄です!!
巻頭カラーの見開きとか、スンゲェ綺麗じゃないですか!? 色使いが美しいんですよ!

カラーだけでなく、全体を通しても非常に丁寧に描かれていて、読んでいるだけで楽しくなります。
背景の街並み一つとってもワクワクしますし、カラーではない見開きページも中々迫力があって圧巻です。

特にあの57ページの「帰ろう」「部屋に戻って…」「ゆっくり休もう……」の見開きとか本当に凄くないですか!?
もう見た瞬間にグワァーッと引き込まれて、ヌワァーってなりましたよ(語彙力)

個人的に巻頭カラーと57ページの見開きは、めちゃんこ素晴らしいと思います。何度見ても飽きません。
絵柄でここまで引き込まれたのは『葬送のフリーレン』以来ですね。

さっきから画の話ばかりでしたが、ストーリーのほうも非常に良かったです。もう初っ端から面白かったです。

「この家はおかしい」から巻頭カラー挟んで直後に「俺の妹はかわいい」ですよ(爆笑)
テンションの落差が最高です(笑) 出だしから爆笑したのは『魔王城でおやすみ』以来ですね。
そして本当に妹の初月は可愛かったです(真顔)

いきなり終盤の話になりますが「家に残る」という展開は、正直完全に意表を突かれましたね。
序中盤ですっかり逃走劇を想像してしまっていました。

でもよくよく考えたらこの作品は「”家”革命ファンタジー」でした。
家を革命するとはそういうことかと、合点がいきました! もう今後の展開に期待しかありません!!

それはそうと、巻頭カラーをガン見していたら気付いたことがあります。
よくよく見ると白い精霊(?)みたいなのが、何匹かフヨフヨ浮いているんですよね。ジ〇リにいそうです(笑)
何か世界観上で重要な生物な気がするので、凄く気になっています。

あと、後ろのほうにチマッと二人の人物が描かれていますが、あれは今後登場するメインキャラですね(確信)
1話のカラーの後方部分にさりげなく描かれている人物は、大体今後登場するメインキャラですから(確信)

最後に、悪い意味で気になった部分がほんの少しあったので、一応挙げておきます。

1.妹の幽閉されている感があまりない
2.妹が家出に対して積極的なのが少し不自然(妹の考え及び心理に対する深掘りを期待)
3.家出がバレないと思っていたことは、少し不自然かもしれない(”主人公たちの幼さの表れ”とも解釈可能)

何にせよ、この作品にはめちゃんこ期待しております!! 頑張って下さい!!!





第7位[龍と苺]

あらすじ・全国中学生選抜将棋選手権大会(全中)の回

メガネ君(名前忘れた)に最早尊敬される心子ちゃん、ウケる。
心子ちゃんのことは素直に応援しているし、これからも頑張ってほしいわ。

苺が全中に来る時点で、他のモブたち(大会出場者)の会話が全て前フリに過ぎないんだよな(笑)
というか苺もさぁ、全中に出場するとか止めてやれや。他の真面目に頑張っている選手がマジで可哀想。





第6位[帝乃三姉妹は案外、チョロい。]

あらすじ・謎のツインテール登場の回

ツツツツツ、ツインテールだとおぉ!? ツインテールはフリーレン様の特権じゃなかったのか!?(そんなことはない)
こ、こんなんじゃ……キャラが被ってしまうじゃないかあぁ!!(多分大丈夫)

冗談はさておき。可愛い謎の新キャラが登場しましたね。まぁフリーレン様のほうが可愛いですが。
ポンコツ具合や梅干しを常備しているところから察するに、優と同じ家庭的なポンコツ人間なのでしょうか?

三和との関係性についてですが、まぁ将棋の後輩か何かでしょうね。
あの三和に対するキツい言動から推測するに、勝手に三和のことをライバル視しているのではないかと。
ですが恐らく、本当は三和のことを尊敬しているだけのツンデレだと予想します。

話は変わりますが、将棋している時の三和はカッコいいというより怖いです。顔が完全にヤンキーのそれ。
対局終わって急に妹感を出してきましたが、大分手遅れ感がありますね(笑)





第5位[ラストカルテ ――法獣医学者 当麻健匠の記憶――]

あらすじ・自意識過剰系JKとスズメの回

やっとマトモなヒロインらしいヒロインが出てきましたね。
雷火さんは寄生虫オタクなイメージが強くて、ヒロインという感じではないですからね(笑)
そもそもこのマンガ、基本的に変人しか出てこないんですよね。マトモそうなキャラは安心します(笑)

そして名前が…雨竜 尊。いや、めちゃんこカッコいいですね!?
「服装、化粧に気を抜かない女子高生」らしいですが、名前のイメージとはかけ離れています!!
華道の名家の8代目にいそうな名前ですよ(笑)

気を取り直して。雨竜さん、普通にキレイで美人ですよね。若干自意識過剰なところも可愛いです(笑)

ケバい化粧じゃなくて、あくまでも”自分という素を引き立てるために”化粧を使っているタイプのJKですね。
今時とても珍しくて、非常に好感が持てます。

「私が知らない美しさは、知らない場所に行かないと見ることができないんです」
名前だけではなく発言もカッコいい雨竜さん。そこにシビれて憧れますね(笑)
当麻に少し影響を受けたみたいですが、一体どんな大学を受けようと思ったのでしょうか? 気になります。

…名前カッコよくて発言もカッコよくて、キレイで美人で可愛いって、もしかして完璧ではないですか?
とりあえずこの作品の正ヒロインとして、レギュラー化希望です。





第4位[レッドブルー]

あらすじ・判定の回

ヤンキーかと思ったらひねくれ陰キャだった池野君Vs.陰キャかと思ったらヤバいタイプの陰キャだった青葉
勝者、青葉。

いや池野君、控え室まで付いてくんなや(笑) 思ったより粘着質だった。

池野君、SNSで一瞬にして自尊心満たされててウケる。
見下してきた奴らを見返すためにMMA始めちゃうくらいなのに、解決策があまりにも単純(笑)
でもそうやってSNSで自尊心満たせたのも、MMA始めてMMA甲子園に出場したからなんだよね。
にしてもイイ笑顔やなぁ。作中一番の笑顔かもしれない(笑)

義理はちゃんと返すタイプの池野君。超ひねくれ者だけど、こういうところがあるから憎めない。

青葉、ここでまさかの喘息発作。喘息持ちだったこと完全に忘れてたわ。
試合に影響出なければ良いんだけど、大丈夫かな?





第3位[舞妓さんちのまかないさん]

あらすじ・虫歯の回

2コマ目のご飯食べているあずささん、イイ笑顔で可愛いです。
そして虫歯我慢して「ぎ~~」ってやっている夕子さんも、普段見ない表情になってて可愛いです。
つまり二人とも可愛いです(迫真)

…前回の感想でもチラッと書いたのですが、私はなるべく安易な言葉を使いたくありません。
特に”尊い”という言葉は近年あまりにも多用され、尊いという言葉自体の尊さが薄れてきています。
ですから”尊い”という表現は、本当なら使いたくないんです。それを承知で申し上げます。

「尊いです」

この二人を形容する言葉は”尊い”が一番しっくりくるんですよね。
ですのでこの作品の感想だけは、堂々と”尊い”と書かせて下さい(勝手にしろ)

今回も尊かったです!





第2位[白山と三田さん]

あらすじ・密輸の回

三田さんの脳内白山ウザすぎ(笑) 現実の白山は超カッコよかったのに。
「好きな人が困ってたら、力になってあげたいんです」ってお前、そんなイケメンなこと言えたんだ……。

いや、らっきょうの密輸って冷静に考えて何やねん(笑) 密輸白山ムダにカッコいいけども。





第1位[葬送のフリーレン]

あらすじ・ソリテールがおっかない&デンケンとマハトがカッコいい回(記念すべき第100話)

改めまして、連載100回&アニメ化決定おめでとうございます!!
表紙も見開きCカラーも、相変わらず美しかったです! 流石アベ先生ですね。

見開きCカラー、よく見るとマハトが少し微笑んでいるように見えるのがエモいです。
それとソリテールの髪色は青緑だったんですね。ちょっと意外でした。

肝心の本編ですが……ソリテールがおっかないですね。怖いです(迫真)
この方、回を重ねる度にドンドンおっかなさが増していってて、いよいよチビりそうです(真顔)
初見の時から「可愛いけどヤバい奴なんだろうなぁ」とは思っていましたが、ここまでヤバいとは。
もう可愛いという印象は完全に消え失せました(笑)

さて、今回の話を読んで恐らく読者が一番気になった部分の話をしましょう。

「私の相手がお前のような残虐な魔族で安心しているよ。”久々に”心を傷めずに済みそうだ」
え、フリーレン……魔族を倒す度に実は心を傷めていたんですか…?

フリーレンは魔族絶許エルフですから、もう完全に割り切ったものだとばかり思っていました。
だどしたら、何というか非常に辛かったでしょうね。その苦しみが如何程のものか、我々には想像もつきません。

フリーレンの真意を知った上で、こちらのソリテールのセリフをもう一度。

「だとしたらもう君の精神は人類のものとは掛け離れているわね」
「人の形をして、人の言葉を話す存在が許しを請うているのに、その言葉に耳を傾けること無く殺し続けてきたのだから」
「もうどちらが化け物なんだか分からないわね」

こんなのブチ切れですよ(笑) お前らと一緒にすんじゃねぇよと。
これを言われたフリーレンは澄ました表情をしていましたが、内心ブチ切れていたと思います。
実際ソリテールを視るフリーレンの眼から、沸々と湧き上がる怒りの感情が伝わってきます。

場面変わりまして、デンケンVs.マハト。
こちらは漢たちの意地とプライドを懸けた戦いという感じで、非常に清々しくカッコいいです。

「私の相手は人類の魔法の歴史そのものという訳ですか」
「そうですね。終わりにしましょう」
「私は貴方の師であり、倒すべき敵」
「こんなに楽しいのは、本当に久々だ」

特に終盤のこのセリフは、マジでカッコよかったですね。やはりマハトは、イイ”悪”です。
というかあの杖(?)は何なんですか!? もう完全にラスボスじゃないですか!!(謎の逆ギレ)

「マハトの一瞬。デンケンの一生。半世紀以上の年月を懸けた戦い――」
このアオリ文も染みますね。物凄くしっくりきます。
本当に、この戦いの行く末がめちゃんこ楽しみで仕方がありません!!





今週はこんなもんで終わりです、ありがとうございましたm(__)m


今週のパワーワード

「俺の妹はかわいい」(『朱月事変』より望月)




週刊少年サンデー2022年38号:感想


1億年ぶり!(体感) サンデーの感想タイムです!!



注釈

1.前提として、私が現在読んでいる作品のみ感想を書いております。現在読んでいる作品は、固定の投稿に追記していきます。
2.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
3.本編のネタバレを含む場合があります、予めご了承下さい。
4.ご意見・ご感想お待ちしております
!





[魔王城でおやすみ]

あらすじ・姫にネコ耳(?)が生える回

一にも二にも姫がめちゃんこ可愛い。いつも可愛いけど今回は洒落にならんほど可愛かった。
ネコ耳(?)効果もあるだろうけど、姫の笑顔がいつも以上に輝いていた。
本編のギャグもキレッキレで面白かったけど、それ以上に可愛かったということを主張したい!
姫、可愛かったぞー!! 熊之股先生ありがとうございますー!!!

…レオ君ばりに気持ち悪くなっちゃったな。

そういえばしれっと新キャラ出てましたよね。個性強めで面白そうなキャラだったので、再登場希望です。
のろいの君との関係性も気になるところです。





[古見さんは、コミュ症です。]

※休載





[舞妓さんんちのまかないさん]

あらすじ・二人の寝床回

待望の百子さん姉さん過去編が少し前から始まっていますが、何というか……可愛いんですよねぇ。
あずささん(現、屋形のおかあさん)と夕子さん(現、百子さん姉さん)、二人とも若い! 初々しい!! 可愛い!!!

そして何と言っても二人の関係性! こんなに可愛いくて美しい友情を見せられたら……ホッコリしちまうぜ。
あまり安易な言葉は使いたくないのですが、これが俗に言う「尊い」なのでしょうか? 何にしろ好き。

そして本編! 夕子さんの寝顔!! すやあ!!!(姫かな?) 可愛い!!!! 以上!!!!!





[葬送のフリーレン]

※休載





[龍と苺]

あらすじ・Vs.海江田王座決着の回

「いや今回ばかりは流石の苺も負けるか?」とか思っていたんですが、やはり苺が勝ちましたね。
Vs.海江田王座編は回想シーンが多かったのですが、それらは全てこの決着への布石な気がします。

「才能も 何十年の努力も 強い気持ちも想いも関係ない」
「勝負の世界にルールは一つだけ」
「勝ったほうが強かった」

これを強く読者に示すために。
…正直どっかの鬼の面を被った棋士より、ある意味では苺のほうがよっぽど鬼ですよね。





[シブヤニアファミリー]

あらすじ・コンプライアンスの回

確かに最近のコンプライアンスは、本来のコンプライアンスの意味から遠ざかっている気がしますよね。
まぁ私は本来のコンプライアンスの意味すらよく分からないんですけどね(笑)

そしてコンプライアンスと一緒に語られることの多い表現規制問題。
これも非常に難しい問題ですが、これに関しては持論があるので、いつか場を設けて語りたいですね。

…少年漫画の感想を書いてるはずなのに、気が付いたら時事問題の話になっている。
これが「シブヤニアファミリー」の魅力です(?)





[白山と三田さん]

あらすじ・ドッジボール対決決着の回

ドヤ顔で登場した朝子さんが無双する話かと思ったのに、即効で外野に行ったのウケた。
無双するのは三田さんのほうだったけど、朝子さんの実力も見たかったな。

余談だけど、朝子さんは白山の姉というより三田さんの姉に見える。髪型変えるとそっくりだわ。

前回も思ったけど、白山がボール避ける時の顔が癖強くて面白い(笑) クソゲーやってる時と同じ顔してる(笑)
後「凄いでしょ、僕の彼女」って彼女自慢してる時の表情が絶妙にイケメン。過去一でイイんじゃない?

最後の一コマ素晴らしい(爆笑)





[帝乃三姉妹は案外、チョロい。」

あらすじ・二琥編の完結回

元々一輝さん推しだったところを、一輝編を読んで更に一輝さん推しになった直後の二琥編でした。
ですので正直「素直に二琥編を楽しめるのか?」と思っていたんですが、杞憂でした。普通に面白かったです。

二琥の感情と表情の変化、それに伴う可愛さが、二琥編全体を通して本当によく描けていたと思います。
悔しいことに、一輝編より作画に気合が入っていたように思いました(笑)

あと個人的に良かったなーと思ったのは、龍巳先輩ですね。
今回の話を読むまでは「ただのライバル的存在」という認識しかしてなかったんです。
ただ最後に、二琥を引き抜きに来たのは自分の我儘と認めてしっかり告白したのは、男らしくて見直しました!
それに対して初っ端「はあ…アザス!」で返す二琥も面白い(笑)

最後に今後の展開について。

一輝編、二琥編と来たなら、次は確実に三和編が来ると思います。
三和編がどんな感じになるのか、個人的に気になるポイントがあります。

それはズバリ「ギャップ」です。

一輝さんも二琥も、内なる自分と周りに求められるイメージのギャップに悩んでいました。
それを優との関わりを通じて克服していくというのが、一輝編と二琥編のパターンでした。

ただそうやって考えてみると、三和にギャップってありますでしょうか?
今までの言動を見る限り、自由奔放で裏表が無いイメージなんですよね、三和って。

ただ一つだけ思い当たる節がありまして、もしかして意外とキレやすいんじゃないかなって思ったんですよね。

三和って口癖なのか「あ”?」ってよく言っているんですよね。
あと将棋をやっているので、内に潜む闘志みたいなのがあると思うんです。
某将棋漫画にも、棋士は性格が悪くて喧嘩っ早いのしかいないですし(笑)

まぁ「三和がキレやすいんじゃないか?」と思った理由は、ぶっちゃけこれだけなんですよ。
ただ普段は自由奔放でフワフワした印象の三和が、実はキレやすい性格だったら中々面白いと思います。

それに物語の展開的にも、三和編は荒れるんじゃないかなって予想しているんですよね。
一輝編と二琥編が比較的平和に終わったと思うので。
そういう意味でも、三和が主人公格の誰かに対してキレたら物語が荒れて面白くなるんじゃないかなと。

まぁ展開予想はこのくらいにしておきましょう、本編で全く別の展開になるかもしれませんし(笑)

個人的に三和は三姉妹の中で、現時点で一番印象が薄いです。
ですので三和編で三和というキャラがどう深堀りされていくのか、非常に楽しみです!

…この作品でこんなに長い感想(途中から展開予想)を書くとは思わなかった(笑)





[タイフウリリーフ]

あらすじ・怪我と兄弟の回

スポーツ漫画で主人公格の人物を安易に怪我させる展開は、個人的にあまり好きではないです。
正直言って物語があまり進んでない段階でこういう展開になっても、風に感情移入出来ないですし。

ただ弟に対抗心を燃やしながらも「お前が弟でよかった」と素直に言える風は、イイ兄貴だと思いました。
あと風から渡された紙の文字が滲んでいるのを見た大陸が、風が泣いていたことを察する演出は中々好きです。





[レッドブルー]

あらすじ・MMA甲子園初戦の準備回

青葉の母ちゃん、心配性のわりに意外とザックリしてて面白い(笑)
青葉が格闘技始めた理由は……知らないほうがいいと思うわ。

今更バイクの音のことを蒸し返してくる青葉、そういうところ好き。





[ラストカルテ ――法獣医学者 当麻健匠の記憶――]

あらすじ・研究所に潜入回

雷火さん、キリッとした表情で凄くしょうもない事言うやん。
どちらかというと「事情」じゃなくて「都合」だよな。

当麻の変装めちゃんこ似合っててウケる(笑) 茨戸は……何かそんなに変わってなくない?
というか変装以前に「当麻」って2回名前で呼んじゃってるじゃん。もうちょいバレないように頑張ろうやー。

それはそうと露子さん、猟友会所属でスナイパーなのか。ギャップが凄い。
いつか猟友会で活躍してるところも見たいわ。

あと本編とはあまり関係ないのですが、毒物の名前を直接出さないほうがいいと思います。
この漫画を読んで変な知識を得て真似する人が出たらいけないので。





[GOLDEN SPIRAL]

この作品の感想を書くのは初めてなので、今回はザックリしたこの作品の印象を言わせて頂きます。

ファンタジー漫画というよりは、異能力バトル漫画の側面が強いですね。まぁ作者さんの得意分野ですからね。
後どうしても気になることがあって、能力者(マグユーザー)って確か人口的にかなり少ないんですよね?
それなのに作中の登場人物はマグユーザーばかりなので、設定と少し矛盾を感じてしまいます。

ただ流石ベテラン作家というわけで、話の流れがスムーズで展開が分かりやすく読みやすい印象です。
攻略法削減コイントスとかアイデアも面白いですし。

ザックリこんな感じです。





[ボレーボレー]

この作品の感想を書くのは初めてなので、今回はザックリしたこの作品の印象を言わせて頂きます(2回目)

最近は少年誌でテニス漫画は載っていなかったですし、ダブルスっていうのは多分初なんじゃないでしょうか。
着眼点が素晴らしいと思います。物語の内容も、王道な青春スポーツ漫画で中々イイです。

個人的に面白いなと思ったのは、鹿久保さんですね。積極的で欲張りで、あまり見ないタイプのヒロインです。
回想の中で無意識及び間接的にですが、二股宣言みたいなことしちゃってますからね(笑) 非常に面白いです。

あと、どうしても気になっていることが一つあるんです。
1週か2週前の回で、カケルとマルのことを先輩が「お前たちがもう一つの最強ペア」と言ってました。
それに対してマルが「そう思う理由」を先輩に尋ねたのに、何か別の話始まってはぐらかされていましたよね!?
アレがもうずっと気になってます(笑) 私の読解力が甘かったのだろうか……。

ザックリこんな感じです。





[ラブコメクエスト]

この作品の感想を書くのは初めてシリーズ③

連載が始まった時期、物語の内容、ギャグセンスなど諸々を鑑みて、一つ気付いたことがあります。
この作品は恐らくですが「保安官エヴァンスの噓」の後継作品として編集部側は位置付けていると思います。
冒頭の文言とかギャグのテンポとか、よくよく見ると本当にそっくりで、明らかに意識している気がします。
相違点といえば、舞台が一応ファンタジー世界であることと、ラブコメ色が強いことでしょうか。

ただ個人的に、この作品でどうしても好きになれない部分が二つあります。

①本作の主人公兼ヒロインのミリアが、魔女なだけあって仕方ないのですが、倫理感0なんですよ。
自分の野望のために沢山の人間を殺しまくっているし、何なら1話目から口封じで村人を殺してましたよね。
ヒロインを手放しで応援出来ないのは、ラブコメとしては致命的だと思います。
それに正義感の強いジンがミリアの正体を知った時のことを思うと、もう今から結末がマジ怖いです。

②単純に画力が低いんですよね、はい。作者の他の作品をチラッと見たんですが、もっと上手いんですよ。
ですから多分、週刊連載が出来るようにワザと全力では描いていないのかなと思います。
作品が進むにつれ徐々に週刊連載に慣れていって、100%の画を出せるようになったら良いなと思います(偉そう)

ザックリこんな感じです。





読切[魔女は、今。]

全体的にやや粗削りな印象ですが、面白かったです。何より読んでいる最中、ワクワクしました。
途中からは「読ませられて」いるような感じでした。

私は漫画、特にファンタジー漫画に関しては「ワクワク感」が一番大切だと考えています。

どんなに優れた漫画でも、まずは読んでもらわなければなりません。
いかにページをめくってもらえるか、そして次の話も読んでもらえるか。
漫画とは基本的にそれの繰り返しだと思っています。

そういう時に一番大事なのが、ワクワク感なんですよ。ワクワク感というのは非常に漠然としています。
ですが読んでいてワクワクする作品は、次も読みたいと思いますよね? つまりそういうことなんです(?)

ストーリーでも画でもキャラクターでも世界観でも、読者をワクワクさせること。
そしてそういうワクワクを、1ページ、1話、作品全体に散りばめることによって、読者の手を止めさせない。
これが漫画の真骨頂だと、私は勝手に思っています。

そういう観点から見るとこの作品は、その「ワクワク」が非常によく出来ています。
ページをめくる手が止まらなかったんです。次の展開が気になってしょうがなかったんですよ。
〆も完璧で、続きがとても読みたくなりました。

ただ何故面白いと思ったのかと聞かれても、それを言語化するのはめちゃんこ難しいです。
努力の賜物か天賦の才なのかは分かりませんが、恐らく漫画の構成というものが非常に巧いんだと思います。
魅せ方をよく分かっていらっしゃる。

そして何よりも驚きなのは、これを17歳の女子高生が描いているということなんですよ!
サンデーの未来は明るいです。





今号はこんなもんで終わりです。ありがとうございましたm(__)m


今号のTOP3

1.魔王城でおやすみ
2.舞妓さんちのまかないさん
3.読切[魔女は、今。]


今号のパワーワード

「究極の半透明ギャグだよね!」(『魔王城でおやすみ』よりスヤリス姫)





久々に、本当に久々にサンデーの感想を書きました。2週前の感想ですが(泣)
やはりブログは書くのに時間がかかります。もう少しサクッと書ける工夫をしなければと、改めて思いました。
これからもたまに書いていこうと思いますので、何卒宜しくお願い致します。

それと『「葬送のフリーレン」の書いてない感想を、いつかまとめて書く』と大分前に言いました。大分前に。
あれから相当時間が経ってしまったので、まとめて書くことは諦めました。申し訳ございませんm(__)m




[葬送のフリーレン]アニメ化発表時期について


既にTwitterでも書きましたが、私は[葬送のフリーレン]のアニメ化が発表される日を
「2023年1月18日」と予想しています。
これは決してフィーリングとパッションで思い付いた適当な日付ではなく、ちゃんとした理由があります。

今回はその理由について解説していきます。





まず[葬送のフリーレン]の単行本8巻が6月に出ます。
そうすると単行本9巻の発売は、今までの刊行ペースから考えると、恐らくは9月か10月でしょう。

では記念すべき単行本第10巻の発売はいつになるのか? 2パターンに分けて考えます。


9巻が9月発売の場合→今までの刊行ペースから、12月16日(金)or1月18日(水)

9巻が10月発売の場合→今までの刊行ペースから、1月18日(水)or2月17日(金)


週刊少年サンデーの単行本は基本的に毎月18日発売で、土日祝日で日付がズレることも考えると、こうなります。

ここで曜日に注目して頂きたいのですよ。
1月18日は……そう、水曜日。つまり本誌も発売する日なんですよ。

編集部も[葬送のフリーレン]という作品の単行本、それも記念すべき第10巻は大々的に売りたいでしょうし
アニメ化の発表も「ここぞ!」というタイミングでしたいはず。

そこで本誌と単行本が同日発売するこの1月18日(水)は、絶好の機会だと思うんですよね。


∴[葬送のフリーレン]のアニメ化発表は、単行本10巻と本誌が同日発売の2023年1月18日(水)





ところで私、最近ブログの更新をサボっていました。特に理由はありません。
強いて言えばこの数週間で、リバーシ(オセロ)にハマったくらいです。

…誠に申し訳ございませんでしたm(__)m


今後の感想タイムについてなんですが、書いていなかった分が非常に多いので、その分は飛ばします。
飛ばして明日発売のサンデーから普通に書き始めます。

※[葬送のフリーレン]のみ、ダイジェスト版としてまとめた感想を書こうと思っています。


では宜しくお願い致します(何を?)




号外・週刊少年サンデー2022年21号[保安官エヴァンスの噓~DEAD OR LOVE~]最終回感想


私はサンデーの存在を知る前から、本作を単行本で読んでいました。それ故に非常に思い出深い作品です。
今回めでたく完結したことが嬉しい反面、少し寂しくもあります。

1ページずつ噛みしめながら、最終回の感想を書いていきたいと思います。


注釈

1.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
2.本編のネタバレを含む場合があります、予めご了承下さい。
3.ご意見・ご感想お待ちしております!






1ページ目・テッドに報告

これエヴァンスはどういう意図で、テッドにOさんとの決着のことを報告したんだろう?
テッドは絶対に決着=告白だとは思わないやろ(笑)



2ページ目・震え

いやエヴァンス、めちゃんこ震えてるやん。というか何で弾込めしとんねん(笑)
実際Oさんとガチの決闘をするとしたら、エヴァンスは緊張するんだろうか?



3ページ目・自己評価

Oさんにフられる世界線って絶対にないと思うんだけど……。何でエヴァンスはこんなに自己評価が低いんだろう?
確かにエヴァンスは控え目に言って最低なところもあるけど(褒め言葉)、Oさん相手なら勝ち確でしょ。

あと何故にエヴァンスの想定するOさんは、そんな性格悪いの?(笑) 本人にも失礼やぞ。



4ページ目・もしも

想定する「もしも」がショボい(笑) そんで「もしも」の中のエヴァンス、めちゃんこ落ち込んどるやん。
失恋はあんま引きずっちゃあかんよ、体に悪いから(どこ目線)。



5ページ目・テッドの格言

「結果がどうなろうと、お二人なら今まで通りの関係でいられますよ…!」
テッドのこのセリフが、きっと全ての答えなんだと思う。
二人の関係性は唯一無二で、何が起こっても変わらないんだろうな。…素晴らしい(泣)



6ページ目・一方その頃のOさん

いやエヴァンス側との温度差よ(笑) まぁお互い覚悟を決めているっていう点では同じ……なのか?
実際にエヴァンスとOさんがガチで決闘したら、どっちが勝つんだろうね。私は僅差でエヴァンスだと思うけど。



7ページ&8ページ目・親父からの最後の助言

親父からは今まで数々のゲスい助言(褒め言葉)をもらってきたけども、最後の助言が「好きにしろ」って……。
めちゃんこカッコ良くないですか? カッコつけるために来たんだとしたら、しっかり効いていますよ。



9ページ目・対比

CHAPTER1・お子様エヴァンス「モテたい」親父「その意気だ」
CHAPTER FINAL・エヴァンス「俺のやりたいようにやる」親父「その意気だ」

これには涙を禁じ得ない(泣) こういう細かい演出めちゃんこ好き、ありがてぇ。



10ページ&11ページ目・もう一人

なるほど、そういうことだったのか。合点がいった。エヴァンス、優しいなぁ。
優しいけど、アニーの引退とOさんの賞金稼ぎ引退宣言が結びつかなかったのが、今回の敗因だなぁ(笑)
まぁでも、結果的にOさんのエヴァンスに対する好感度は更に上がっただろうから、良しとするか。



12ページ&13ページ目・最後の嘘

「噓である」

今まで作中で何度も出てきたこの言葉、今回は特別沁みましたね(号泣)
そしてナレーションに関しては、最早この作品における第2の主人公でしたね。
今まで作品を裏から支え続けてくれて、本当にありがとうございました!!



14ページ目(最終)・『保安官エヴァンスの噓』

見事なまでのタイトル回収でした。エヴァンスは最後までエヴァンスだった。最後まで噓を貫いた。
清々しくてカッコ良かったよ。

「またな」



結論・エヴァンスの母さん、回想の中でチラッとしか登場してくれなかったなぁ。





この作品って、正直言って読切レベルの一発ネタ漫画なんですよ。それを栗山先生は5年も描き続けました。
作品の趣旨を全くブラさず、なおかつ毎週面白くなるように。めちゃんこ凄いことです。

マークウェスト及び二人の未来に幸あれ!
栗山先生、お疲れ様でした!! 本当にありがとうございました!!! 次回作めちゃんこ楽しみにしています!!!