週刊少年サンデー2022年50号:感想


『葬送のフリーレン』だけがサンデーの全てではありません! サンデーの感想タイムです!!



注釈

1.前提として、私が現在読んでいる作品のみ感想を書いております。現在読んでいる作品は、固定の投稿に追記していきます。
2.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
3.本編のネタバレを含む場合があります、予めご了承下さい。
4.ご意見・ご感想、お待ちしております
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第8位[白山と三田さん]

あらすじ・二人が走る回

本編の内容以前に「ひぬた歯科」でウケてしまったのは、私だけではないはず。
東京に住んでいるか一度でも来たことのある人なら、この「ひぬた歯科」の元ネタが分かるのでは?

にしてもまさかマンガの中で『き〇た』の残影を見ることになろうとは…。
やはりヤツの影響力は凄まじい……インプラントで日本中を征服する日も近いだろうな。





第7位[ビグネス参式]

あらすじ・ハルトがブチ切れる回

「俺の大好きな物を奪うヤツは絶対に許さん!」
「お前らが誰か殺そうと街をぶっ壊そうと知らねぇ!」
「だが俺の邪魔だけはするんじゃねぇええぇ!!」

信じられねぇだろう……? これ、少年漫画の主人公のセリフなんだぜ?

ここまで自己中だと逆に清々しいです!(笑)
人間的に好きになれるかはともかく、これはこれで新たな主人公像としてアリだと個人的には思います。

『魔王城でおやすみ』のスヤリス姫や『保安官エヴァンスの噓』のエヴァンス。
『龍と苺』の苺や『レッドブルー』の青葉君。
思えばサンデーはいつの時代も、新たな主人公像を生み出していますね。これだからサンデーは止められません。

話を本編に戻しましょう。

16ページ1コマ目のキョウカを見て、本作のヒロインがキョウカだったということを思い出しました(笑)
クレーンゲーム回の時といい、何だかんだ面倒見がいいですよね。そういうとこ好きです。
今後のエピソードで、更にキョウカの生態(?)が深堀りされることを期待しております。





第6位[九龍城でもう一度]

あらすじ・時計と悲しみの回

付喪神にとって部品を無くしたり壊れたりすることは、一番辛くて悲しいこと   ←分かる
梅枝があんなに恩返しにこだわるのは、涼真にそれだけのことをしてもらったから ←?

第一號室を読んでからずっと思っていたんですけど、梅枝は恩返しする相手が違うんですよ。
正確に言うと、恩返しする順番を間違えています。

涼真は確かに壊れた梅枝を骨董屋から見つけて、修理に出して銘を付けてあげました。
しかし涼真がやったことは、ぶっちゃけそれだけです。
梅枝を直接修理してくれたのは、松本さん(九龍城の住人)なんですよ。

なのに梅枝は松本さんにはお礼の一言も言わず、涼真への恩返しだけにこだわっています。

涼真に恩返しがしたいっていうのは、別に良いんです。
ただ恩返しをするなら、まずは直接修理してくれた松本さんに対してじゃないですかね?
それが筋ってもんだと思うんですよ。

今後のエピソードでそこら辺が補完されることを願っています。

本編で少し恩返しの話が出てきたので語りましたが、思いっきり本編の話から逸れましたね。
肝心の本編ですが、相変わらず面白くてホッコリするイイ話でした。
誰かの致命的な部品であろうクソデカネジの持ち主が、早く見つかることを祈っています(笑)





第5位[龍と苺]

あらすじ・入玉宣言法の回

よく分からん将棋に、よく分からん超マイナールールが出てきて、よく分からんことになってきた!
よく分からんけど、とりあえず頑張れ苺!(笑)





第5位[ラストカルテ ――法獣医学者 当麻健匠の記憶――]

あらすじ・主人公回(物理)

私服の雨竜さん、めちゃんこ可愛いです。ご飯を食べている雨竜さん、めちゃんこ可愛いです。
当麻のことを「面白いやつ」と評価する雨竜さん、めちゃんこ可愛いです。

出番はたったの1ページでしたが、めちゃんこ可愛いせいで絶大な印象が残っています。

当麻のことを「面白いやつ」と評価しているの、何かもう……イイですよねぇ。
上手く言語化出来ないんですが、強いて言えば……『エモい』ですかね?

というか、男性が女性を「面白いやつ」と評価するのは割とあるんですよ。
俗に言う『面白れー女』ってヤツですね(笑)

ですが今回の場合は逆で、女性側が男性を「面白いやつ」と評価しているんですよ。
つまり『面白れー女』ならぬ『面白れー男』ということですね(笑)

その少し上から目線で素直じゃない物言いが、非常に雨竜さんらしいと言いますか……可愛いです(迫真)

話は変わりますが、茨戸が当麻のことを「俺の理想」とまで言ったのには、正直驚かされました。
そういう部分もあるだろうとは思っていましたが、まさかここまでハッキリ言うとは…予想外でした。

かく言う当麻は、完全に完全記憶能力の無駄遣いをしていますが(笑)
というかマンガのセリフを全部覚えられるの、地味に凄く良いですよね。私もやってみたいです。





第3位[魔王城でおやすみ]

あらすじ・久々にスヤリスP登場の回

ゼウスの扱いが色々と不憫でした(爆笑)
『魔おや』は基本的にお上品な作品なので、自粛しなければならないタイプのギャグ(?)は新鮮でしたね。
まぁたまにはこういうのもアリなんじゃないかと思います(笑)

さて、見事アイドルに変身した神兄弟三人ですが……まぁ予想通りの仕上がりですね。全員イケています。
というかスヤリスPさん、普通にプロデュースが上手くないですかね?
マジでアイドルPとか向いているような気がします(笑)

ただ問題は、ヒュプたんですよ! スヤリスPは彼(彼女?)をどうプロデュースするのでしょうか!?
そしてヒュプたんは果たして『どっち』なのでしょうか!!? 次回が非常に楽しみです。





第2位[古見さんは、コミュ症です。]

あらすじ・河合さん回

まずは300話到達、おめでとうございます!! いやーめでたいですね!
…「コミュ(話数の単位)」は380なんですよね……。あれですかね、一挙2話搭載とかが多いからですかね?

まぁそれはそれはさておき、表紙ですよ! 古見さんと万場木さんはともかく、日岐ちゃんです!!
日岐ちゃんが遂に表紙デビューですよ!!! これはめちゃんこ嬉しいです。そして可愛いです(迫真)

ただ正直、構図的に手前にいる古見さんと万場木さんが邪魔で(酷い)、日岐ちゃんが見えにくいんですよね。
これは是非とも、日岐ちゃん単体のイラストも見てみたいところです。

さて本題ですが……河合さんについてですね。

①古見さんと同じくらい美人で可愛い
②ビジュアル的にも作中の立ち位置的にも「古見さんと対を成す存在」といったイメージ
③何を考えているか分からず、腹黒そう

これが先週までの、個人的な河合さんに対する印象です。今回の話を読んだらこうなりました。

①古見さんと同じくらい美人で可愛い
②ビジュアル的にも作中の立ち位置的にも「古見さんと対を成す存在」といったイメージ
③めちゃんこイイ人←New!!

…正直「河合さんが只野君のことを好き説」は、少し考えました。
ただそう考えると、中二の時にフッた理由が分かりません。そこがネックだったのですが……。

いや只野君の人間的成長のために敢えてフッたとか、中学生にして素晴らしい人格者じゃないですかね!!?
中学生なんて一番自己中な時期ですよ!?
好きな人の未来のことまで考えて、敢えてフる中学生女子がどこにいるんですかね!!?

でもそれだけ、河合さんの只野君への気持ちは本物だということなんですよ。本当に素晴らしいです。
その覚悟には、全『古見さん』読者が号泣したことでしょう(?)

しかしそれならどうして、美人過ぎる彼女はダメなんでしょうか? これには二つの説があると思っています。

①只野君に釣り合わないから
②単純に、美人過ぎる彼女に嫉妬したから

どちらにしても河合さんの判定基準がイマイチ分かりませんが、私は断然②を推します。
何故かって? そのほうが可愛いからに決まっているじゃないですか。

とりあえず次回が非常に楽しみです。





第1位[双影双書]

あらすじ・キョンシー誕生の回

第1話を読んだ時から、どちらかが死ぬか死にかけることは予想していました。
問題はそこからどう話を展開するか……と思っていましたが、まさかキョンシーになって復活するとは。
これは完全に予想外かつ最高の展開ですね。キョンシーになって八重歯が生えた冠星も可愛いです。

「…これは、後に、叶国を千年の安寧の導く、未来の皇帝と、それを支えた、一人の影の物語」
第1話の最後にも登場したこの一文。”影”とは冠星のことだったんですね。これにはガチで震えました。

さぁ面白くなって参りましたよ! 今後の展開もめちゃんこ楽しみです!!





今号はこんなもんで終わりです。ありがとうございましたm(__)m


今号のパワーワード

「どんなことがあっても、オタクは新規に優しくしないといけない!」(『ビグネス参式』よりハルト)