号外・週刊少年サンデー2022年21号[保安官エヴァンスの噓~DEAD OR LOVE~]最終回感想


私はサンデーの存在を知る前から、本作を単行本で読んでいました。それ故に非常に思い出深い作品です。
今回めでたく完結したことが嬉しい反面、少し寂しくもあります。

1ページずつ噛みしめながら、最終回の感想を書いていきたいと思います。


注釈

1.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
2.本編のネタバレを含む場合があります、予めご了承下さい。
3.ご意見・ご感想お待ちしております!






1ページ目・テッドに報告

これエヴァンスはどういう意図で、テッドにOさんとの決着のことを報告したんだろう?
テッドは絶対に決着=告白だとは思わないやろ(笑)



2ページ目・震え

いやエヴァンス、めちゃんこ震えてるやん。というか何で弾込めしとんねん(笑)
実際Oさんとガチの決闘をするとしたら、エヴァンスは緊張するんだろうか?



3ページ目・自己評価

Oさんにフられる世界線って絶対にないと思うんだけど……。何でエヴァンスはこんなに自己評価が低いんだろう?
確かにエヴァンスは控え目に言って最低なところもあるけど(褒め言葉)、Oさん相手なら勝ち確でしょ。

あと何故にエヴァンスの想定するOさんは、そんな性格悪いの?(笑) 本人にも失礼やぞ。



4ページ目・もしも

想定する「もしも」がショボい(笑) そんで「もしも」の中のエヴァンス、めちゃんこ落ち込んどるやん。
失恋はあんま引きずっちゃあかんよ、体に悪いから(どこ目線)。



5ページ目・テッドの格言

「結果がどうなろうと、お二人なら今まで通りの関係でいられますよ…!」
テッドのこのセリフが、きっと全ての答えなんだと思う。
二人の関係性は唯一無二で、何が起こっても変わらないんだろうな。…素晴らしい(泣)



6ページ目・一方その頃のOさん

いやエヴァンス側との温度差よ(笑) まぁお互い覚悟を決めているっていう点では同じ……なのか?
実際にエヴァンスとOさんがガチで決闘したら、どっちが勝つんだろうね。私は僅差でエヴァンスだと思うけど。



7ページ&8ページ目・親父からの最後の助言

親父からは今まで数々のゲスい助言(褒め言葉)をもらってきたけども、最後の助言が「好きにしろ」って……。
めちゃんこカッコ良くないですか? カッコつけるために来たんだとしたら、しっかり効いていますよ。



9ページ目・対比

CHAPTER1・お子様エヴァンス「モテたい」親父「その意気だ」
CHAPTER FINAL・エヴァンス「俺のやりたいようにやる」親父「その意気だ」

これには涙を禁じ得ない(泣) こういう細かい演出めちゃんこ好き、ありがてぇ。



10ページ&11ページ目・もう一人

なるほど、そういうことだったのか。合点がいった。エヴァンス、優しいなぁ。
優しいけど、アニーの引退とOさんの賞金稼ぎ引退宣言が結びつかなかったのが、今回の敗因だなぁ(笑)
まぁでも、結果的にOさんのエヴァンスに対する好感度は更に上がっただろうから、良しとするか。



12ページ&13ページ目・最後の嘘

「噓である」

今まで作中で何度も出てきたこの言葉、今回は特別沁みましたね(号泣)
そしてナレーションに関しては、最早この作品における第2の主人公でしたね。
今まで作品を裏から支え続けてくれて、本当にありがとうございました!!



14ページ目(最終)・『保安官エヴァンスの噓』

見事なまでのタイトル回収でした。エヴァンスは最後までエヴァンスだった。最後まで噓を貫いた。
清々しくてカッコ良かったよ。

「またな」



結論・エヴァンスの母さん、回想の中でチラッとしか登場してくれなかったなぁ。





この作品って、正直言って読切レベルの一発ネタ漫画なんですよ。それを栗山先生は5年も描き続けました。
作品の趣旨を全くブラさず、なおかつ毎週面白くなるように。めちゃんこ凄いことです。

マークウェスト及び二人の未来に幸あれ!
栗山先生、お疲れ様でした!! 本当にありがとうございました!!! 次回作めちゃんこ楽しみにしています!!!




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