号外・週刊少年サンデー2022年9号[葬送のフリーレン]感想


基本1作品だけの感想タイムを設けることは、まぁやらないだろうなと思っていました。

しかし、昨日発売の週刊少年サンデー2022年9号搭載「葬送のフリーレン 第81話・黄金郷」に
ブログ主は涙を流しそうになったので、これは今すぐ感想を書かないとダメだと思いました。

というわけで号外・サンデーの感想タイムです! 本編のネタバレを思いっきり含みますので、要注意です!!





1ページ目・扉絵

もう扉絵の時点で叫びましたね。『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』って(笑)
そんでこの扉絵、本編読んでからもう一度見ると、また味わい深いというか泣けるんですよね。
デンケンの隣に、奥さんがいそうで……(号泣)



2ページ目・依頼

まさかの伝書リス。リスが依頼を届けに来たのは、初なような気がします。
ところで、レルネンは動物を操る魔法も使えるということでしょうか? 地味に気になります。



3ページ目・即決のフリーレン&黄金郷到着

報酬の魔導書が出てきた瞬間に、依頼を受けると決めたフリーレン(笑) 今度はどんな下らない魔法だろうか。
というかリスに魔導書持たせるなや。重いやろ。
そして黄金郷到着。カラーじゃなくても黄金味(?)は伝わってきますが、やはりこれはカラーで見てみたいです!



4ページ目・デンケン登場

唐突に横にデンケンがいるの、何かウケますね(笑)
結界の管理者って簡単になれるものじゃないと思うんですけど、前任のエーデルは何者だったんでしょうか?
いつかエーデルの話なんかも語られるといいですな。



5ページ目・黄金郷の紹介

やっぱり美しいのか、黄金郷。早くカラーで見たいわー。
城壁都市ヴァイゼ。デンケンの義父っていうことは、デンケンの妻の父が治めていたってことですかね。
ところで一つ思ったんですけど、高台から見下ろしているとはいえ、皆さん視力良くないですか?(笑)



6ページ目・黄金郷と結界

マハトを結界で封印していても、黄金郷は広がり続けているんですね。…これって、地味にヤバくないですか?
本人が封印されてなお魔力が途切れていないってことですよね。とんでもないな、マハト。
デンケンは、もう墓参りを済ませてしまったんですね。出来ればフリーレンと一緒に参ってほしかった。
まぁマハトを討伐した後にでも、改めて墓参りしてくれることでしょう。



7ページ目・返送のフリーレン

フリーレンが……魔導書を送り返す……だと!? 何かと思えば、フリーレンは昔マハトに負けているんですね。
これフリーレンの1コマ回想の衣装を見るに、ヒンメル達と出会う前の話っぽいですね。
魔王討伐の時には、マハトと戦ったんでしょうか? 戦っていないとすれば、マハトを封印したのは誰なんでしょう?
気になるところですね。



8ページ目・11人の魔法使い

フリーレンが1000年以上の人生で、負けたことのある11人の魔法使い。マハトはその一人ということですな。
今回フリーレンは凄くハッキリと「マハトに勝てるイメージを持っていない」と言っていました。
フリーレンがここまでキッパリ言うということは、本当にとんでもない相手なんですね。
ただフリーレン曰く、この11人の魔法使いは「自分よりも魔力が低い」らしいんです。
ここで一つ気になることがあるんです。11人の魔法使いのうち、一人はエルフなんですよね。
真っ先に思い当たるのがゼーリエなんですが、ゼーリエは明らかにフリーレンより魔力が高いです。
つまりこのエルフっていうのは……誰? いつか語られる機会があると思いますが、今から楽しみです!



9ページ目・老魔法使いの告解&追憶①

魔族の寿命って、どのくらいなんでしょうね。アウラは500年以上は生きていました。
アウラはまだピンピンしていたので、まぁ1000年くらいでしょうか。
デンケンは妻が亡くなってから、今まで一度も故郷に帰っていなかったんですね。そうか……。



10ページ目・老魔法使いの告解&追憶②

「いつか帰ろう」「いつか帰ろう」そう言い続けて、半世紀以上の月日が流れてしまったんですね。
喪った者はあまりにも大きくて、思い出すことが辛かった。仕事に没頭して忘れたかったんでしょう。
幸せは一つ欠けると、辛くなってしまいますから。…今、良いこと言いましたね!(笑)



11ページ目・老魔法使いの告解&追憶③

いや、レルネンとデンケン友達だったんかーい! まぁ年も立場も似ているでしょうから、別におかしくはないか。
でもこういう新事実をしれっとぶっ込んでくるのが、この作品らしいですよね。
諦めるための帰郷……物凄く切ないです。老魔法使いが今まで積み重ねてきた、想いや葛藤を考えれば尚更に。
後、デンケンは自分のことを散々薄情だと言っていますが、断じて決してそんな事はないと思います。



12ページ&13ページ目・老魔法使いの告解&追憶④

黄金と化した故郷を見つめる、デンケンの”眼”。目は口程に物を言うとは、正にこの事だと思いました。
かつての色鮮やかな故郷の記憶が、蘇っていく様。
回想シーンだけでなく、デンケンの”眼”からもヒシヒシと伝わってきました。
「昔と変わらなかったんだ」「昔と変わらなかったんだよ」
この辺りでウルッと来ましたね。こんなに切ない『大事なことなので2回言いました』が、他にありますか?



14ページ&15ページ目・老魔法使いの告解&追憶⑤

黄金の教会を見つめるデンケン、凄く画になりますね。カラー映えしそう。早くカラーで黄金郷を見たい(三度目)
30話で見た構図ですね。ヒンメル……。そんでデンケンの嫁さん可愛い!!
「儂は何をしていたんだろうな」
「どれ程昔であろうと、どれ程苦難に満ちた人生であろうと、あの幸せな時間は噓偽りのないものだったのに」
この辺りで、ガチで涙出そうになりましたね。デンケンの人生そのものが、伝わってきました。マジで震える。



16ページ目・追憶のフリーレン①

花畑のシーンが出てくる度にアイゼンとハイターがイチャついてるの、本当好き(笑)
フリーレン……何だかんだ言っても、師匠のことが好きだったんですね(号泣)



17ページ目・追憶のフリーレン②

ヒンメルのイケメン特急便。定期便じゃありません、あまりにもイケメンだったので特急便です(?)
辛く苦しい道のりが長ければ永いほど、幸せだった”時”を忘れてしまう。そして無意識に恐れてしまう。
もうあの頃には戻れないから。
けれどもヒンメルは、思い出していいと言う。幸せだった時間は、忘れてしまうにはあまりにも忍びない。
”それ”は悠久の時を生きるフリーレンへの思いやりであり、また死者への弔いでもあるだろう。
はいイケメン。



18ページ目(最終)・追憶のフリーレン③&ドヤ顔のフリーレン

「思い出していいんだ。フリーレン」イケメンなのは勿論ですが、表情が切なすぎる。
きっとヒンメルは、魔王討伐の旅がフリーレンにとって幸せな思い出であってほしい、と思っていたんでしょう。
時折自分たちのことも思い出してほしい、と思っていたんでしょう。そういう想いから来る表情だと思います。
…切ないねぇ(号泣)
後、フリーレンって強敵と対峙する前に、必ずドヤ顔じみた笑みを浮かべるじゃないですか。あれが好きです。
少年漫画の主人公らしいですよね。



総括・次号休載かあぁい!?





今週の話はあまりにも伝えたいことが多すぎて、時折考察と妄想を交えながら1ページずつ感想を書きました。
おかげで凄い文量になってしまいましたが、何故か普段の感想より書きやすかったです(笑)
この調子だと、マハト討伐編は素晴らしい話が続きそうなので、全部号外になるかもしれません。
その時はまた、お付き合い頂ければ幸いです(笑)

今週はこんなもんで終わりません。他の作品の感想は、本編の感想タイムをお待ち下さいm(__)m




2件のコメント

  1. こ、細かい!!!笑
    それ程迄に心に響き考察を鮮明に書きたくなる。分かります。
    喫茶店でお茶しながら3人もいれば、半日は語れる回だったかも知れませんね。笑

    過去も今も未来も語り尽くせぬ名作
    それが葬送のフリーレン!笑笑

    再来週には巻頭カラーで黄金郷が見れる
    そしてマハト回は、映画化候補のひとつになるのは間違いないところですね。

    PS.
    泣きそうになったとありますが
    何回も号泣しとるやないかーい!笑笑笑

  2. フリーレン、原作・作画共に群を抜く良作だと思います。

    こういうの、待ってた。

    …ヒンメルの
    『思い出して良いんだ』
    だけは、個人的に違和感があるのですが…

    思い出したら、辛くて、切なくて、痛くて

    フリーレンはとてつもなく強いけれど
    心まで強いか、なんてわからない

    思い出したら駄目と思っていた訳じゃなく
    思い出せなかったんじゃ無いかな
    苦しくて。

    関係ないですが
    えなこ とかのコスプレでイメージ崩され
    怒っている私ですが
    1作目のアニメ風PVは最高でした!
    この雰囲気で作って貰えるなら、アニメ化期待しています\(^o^)/

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