ひたすらに、ただひたすらに、感慨深いです。栗山先生、お帰りなさい(感涙)
栗山先生の帰還が嬉し過ぎて、今週の本誌に載っていた予告カットを無限に見ているのですが
無限に考察ポイントが湧いてきて無限に語れそうなので、無限に語ろうと思います。
今回は予告カット1枚で無限に語ります。
サンデー本誌の予告カットのページ若しくは
WEBで少年サンデー公式の次号予告ページを開いて頂けると
何を語っているのか分かりやすいと思います。
それではやって参ります。
まず真っ先に驚いたのは、ジャンルがファンタジーっぽいということですよね。
栗山先生は今まで、読切等でも異世界ファンタジーを描かれた事がなかったので、意表を突かれました。
最高です(迫真)
因みに前作『保安官エヴァンスの嘘 〜DEAD OR LOVE〜』は、西部劇のコメディでした。
…よくよく考えると『西部劇』を題材にするのって凄いですよね。
昔はよく漫画の題材として使われていたようですが、現代だと絶滅危惧種に近いです。
そんな『西部劇』に『コメディ』を掛け合わせ、5年もの間安定した面白さで描き続けた栗山先生…。
やはり只者ではないですね(確信)
気になった方は『ドラゲミス』と合わせて『保安官エヴァンスの嘘』も是非読んでみて下さい。
何を隠そう、私はまだ『保安官エヴァンスの噓』のアニメ化を諦めていませんからね!!
読者は一人でも多いに越したことはないのですよ!!! 皆様、宜しくお願い致しますm(__)m
…話が逸れてしまいました。本題に戻ります。
前作のこともありますし、普通の異世界ファンタジーでは絶対にないでしょうね(笑)
予告カットから既にコメディの匂いがプンプンしていますし。
前作は1話目から究極の出オチ漫画でしたが、本作では如何なる手法を我々を笑わせてくれるのか。
非常に期待しております(迫真)
…何かコメディ前提で話を進めていますけど、取り敢えず本作の具体的なあらすじを見ていきます。
「はるか天空 雲をも貫く高塔を登る。 伝説の宝を掴むために―」
…めちゃんこ高い塔に登る的な話らしいですね。良いですね、ワクワクします。
何かに潜っていく系の作品は割とありますけど、登る系の作品って意外と無いんですよ。
絶妙に斬新なトコロを突いていて、非常に良いテーマだと思います。
因みに、予告カットにも塔らしきモノが描かれています。
キャラとキャラの間に描かれている、軌道エレベーターみたいなヤツが多分そうです。
それにしても、塔と言うには異質過ぎるような気がします。
まず見た目がマジで軌道エレベーターにしか見えません。
それに加えて、キャラの衣装や描かれている背景の雰囲気とも全く合わず、何というか無機質です。
予告カットでは塔の全貌は掴めませんが、マジで宇宙まで続いている可能性もあります。
失われた文明の遺産なのか、はたまた天から降ってきた”何か”なのか……非常に気になるところです。
しかし、色々考えてはみましたが……この予告カットすら、盛大な出オチの前フリのような気もしています。
流石に邪推でしょうか(笑)
まぁ何にせよ、こうやって色々と妄想している時間が非常に楽しいです。
こういう妄想が出来るのは、本当に今の内だけですからね。
続いてタイトルについてです。
『ドラゲミス』ということですが、何を表しているのかさっぱり分かりません。恐らく造語でしょう。
しかし『ドラゲミス』の「ドラ」が何を表しているのかは、何となく分かります。
よく見るとタイトルロゴに「ドラゴン」らしきモノが描かれているので、ドラゴンの「ドラ」かと思われます。
あとこれは今調べていて分かったことですが、ギリシャ語で「宝石」のことを「Gemis」というらしいです。
『ドラゲミス』は英語で書くと『DRA GEMIS』であり「Gemis」がタイトルの中に隠れているんですよ。
「伝説の宝を掴む」というコンセプトのお話で、タイトルの中に「宝石」という単語…。
…もしかしたら、何か関係があるかもしれませんね。
最後にキャラクターのお話です。
予告カットには二人の男女が描かれています。二人の名前は「カイヌ」と「ラネコ」というらしいです。
恐らく左の男性がカイヌ、右の女性がラネコでしょう。
まず初見の印象としては「今までの栗山先生のキャラクターとは一味違う」ですね。
前作や読切等で登場した どのキャラクターとも違う、二人とも全く新しいタイプだなと。
特にラネコのほうは、既に強烈な個性を放っていて非常に面白いです(笑)
これからこの二人の冒険を毎週読めると思うと、本当にめちゃんこ楽しみです(迫真)
ついでに二人の名前のモデルについて、個人的見解という名の妄想を述べます。
「カイヌ」と「ラネコ」って……「飼い犬」と「野良猫」な気がするんですよね。
カイヌは何か犬っぽいですし、何よりラネコが野良猫過ぎるんですよ。
圧倒的な猫背! 警戒心の強いジトっとした目つき!! 頭の両端からピョコンとはみ出した髪!!!(垂れた猫耳っぽい)
……これはもう、決まりでしょうね(諸説あり)
結論:新連載『ドラゲミス』めちゃんこ楽しみです(迫真)
休載のフリーレン ~葬送のフリーレン 度重なる休載について~
昨年から無期限休載をしていた『葬送のフリーレン』ですが、満を持して約7ヶ月ぶりに連載を再開します。
とても嬉しい限りなんですが、手放しに再開を喜ぶことは、少なくとも私には出来ませんでした。
「やっとか」という呆れと「またいつ無期限休載するか分からない」という不安も同時にあるからです。
別に私は、休載するなと言っている訳ではありません。
寧ろ作品のクオリティを上げる為には、定期的な休載も必要でしょう。
百歩譲って、無期限休載も良しとしましょう。
色々な事情があって、再開の目途が立たないこともあるでしょうから。辛いですが我慢しましょう。
ならせめて、説明責任を果たして欲しいんですよ。
休載の原因を、しっかりと読者にも分かるように伝えてほしいと言っているんです。サンデー編集部の皆さん。
たまの休載なら一々理由を述べなくても別に構いませんが、本作の休載ペースは明らかに異常です。
それでも再開の目途が立っていれば良いですよ。例え無期限休載でも、一度や二度なら私も強くは言いません。
今回ので四度目ですからね、一言の説明も無く無期限休載に突入したのは。
Ⅰ.本誌2023年8号(2023/1/8発売・107話) ~ 本誌2023年17号(2023/3/22発売)
Ⅱ.本誌2023年19号(2023/4/5発売・110話) ~ 本誌2023年41号(2023/9/6発売)
Ⅲ.本誌2024年24号(2024/5/8発売・130話) ~ 本誌2024年37・38合併号(2024/8/7発売)
Ⅳ.本誌2025年4・5合併号(2024/12/25発売・140話) ~ 本誌2025年34号(2025/7/23発売) ←再開予定
このペースで無期限での休載を繰り返しているのですから
連載が再開しても、暫くしたらまた無期限休載に突入することは自明です。
しかも今回は初めて半年以上の休載となりました。次は丸一年休載するかもしれませんね。
いつ休載するかも分からない、いつまで休載するかも分からない、理由も一切分からない。何も分からない。
そんな不安な状態で、読者は100%の状態で作品を楽しめるでしょうか。否、楽しません。
読者を楽しませることを目的とした『マンガ』として、このままで良い筈がないのです。
今一度申し上げますが、私は休載自体を批判しているのではありません。
休載の理由を一切告げず、説明責任を果たさないサンデー編集部に呆れているのです。
読者を何ヶ月も不安な状態で待たせる、それを何度も繰り返し改善しないサンデー編集部に怒っているのです。
いつ休載するかも、いつまで休載するのかも、分からない時はあるでしょう。それは仕方ありません。
ならせめて、休載の理由を告げて読者の不安を少しでも和らげるように努めるのが、編集部の仕事でしょう。
それが説明責任ってモンでしょう。
アニメ監修ですか? 頑張って下さい、楽しみにしています。
お話のネタを詰めているのですか? 一向に構いませんよ、いくらでも待ちます。
え、体調不良ですか!? 寧ろ休んで下さい、お願いします。
このように、我々読者は理由さえ説明して下されば大抵は納得します。寧ろそこで駄々をコネてはいけません。
どうしても何らの事情で休載の理由を述べられない場合は、その時は止むを得えませんが
せめて定期的に「再開に向けて頑張っています」とか「鋭意執筆中です」とか、何でも良いので一言下さい。
少なくとも「何ヶ月もの間、一言の説明も言及も無く読者を不安な状態で待たせる」
「それで何事も無かったかのように再開し、そしてまた何食わぬ顔をして無断で無期限休載に突入する」
こんな不誠実極まりないことだけは、私の大好きな本作及びサンデーにやってほしくありません。
どうか今一度、読者と誠実に向き合って頂きますよう御願い申し上げますm(__)m
色々言いましたが、連載再開自体は めちゃんこ嬉しいし本当に楽しみです。
最後に、次いつ無期限休載に突入するか予想しておきます。150話です。
TVアニメ『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』メインPV:感想
全体的に高クオリティで、めちゃんこ驚きました。想像の遥か上を行かれましたね。
本誌で連載1話目から読んでいる身としては、本当に感無量です(感涙)
全てが良過ぎてどこから語ったら良いのか分からないんですけど、取り敢えず一つずつ語りますね(自己完結)
キャラクターデザイン
本作の魅力は沢山ありますけど「一番の魅力は何?」と聞かれたら、私はこう答えます。
「キャラクターの”表情”」だと。
その観点からPVを見てみると、もう完璧なんですよね(歓喜)
原作の活き活きとした表情そのままで、本当に感激しました。
本作の魅力を分かっている方達に、しっかりと作ってもらえて本当に嬉しいです。
さっきから嬉しいしか言っていない気がしますが、そのぐらい嬉しいんですよ!?(逆ギレ)
勘違いされがちですけど、本作ってマ○ジン系列の作品にありがちな、ハーレムラブコメじゃありませんからね?
三姉妹達の愉快な顔芸と、その緩急を楽しむ作品ですから(個人の意見です)
表情豊かに可愛く描いて下さっていて、一ファンとして めちゃんこ感謝しています。
映像(作画全般)
本作の作者である ひらかわ先生は、現在のサンデー本誌連載陣の中でも、かなり上位に入る画力をお持ちです。
少女漫画然としたキラキラした絵柄を巧く少年漫画に落とし込んでいる、独特の絵柄が特徴です。
その観点からPVを見てみると、もう完璧なんですよね(アンコール)
原作そのままのキラキラした可愛い絵柄を、ブラッシュアップして120%の形で映像に落とし込めています。
…もう言う事ありませんよ。逆に困りますね(笑)
少し話が脱線してしまいますが、八重歯ってあるじゃないですか。
あの八重歯の作画表現として、上唇と一体化させて肌色で一緒くたに描かれる事があるんですよ。
私アレ個人的に苦手なので、三姉妹達の八重歯はしっかり独立して白く表現されていて、とても安心しました。
原作でもそうですからね。
地味で細かいトコロですけど、そういう部分の拘りってとても大事だと思うんですよ(迫真)
某睡眠ファンタジーコメディは、アニメ化した際に主人公のパジャマから水玉模様が消えましたからね…。
CV:優
メインPVを聞くまでは、正直あまり合っている感じがしなかったんですよ。
もっと可愛くて女子っぽい感じにしても良いのではないかと。
メインPVを聞いてみたら逆にこの声以外は考えられなくなりましたね。
以前感じた違和感が1㎜も無くて驚きました。
優の真っ直ぐで優しい性格がストレートに伝わってきて、素晴らしかったです。
CV:一輝様
脳内ゼーリエ「合格だ」
脳内ユーべル「んー? まだ何も話していないけど」
脳内ゼーリエ「会話が必要なのか?」
脳内ユーベル「それもそうだね」
CV:二琥
本当に某コミュ症美少女と同じ声優さんですか? 可愛過ぎて草生えそうなんですが(?)
持前の可愛さを隠しきれていないトコロが完全に二琥でしたね(解釈一致)
余談ですが、キャラクターPV(二琥編)の18秒付近でご飯をモグモグしている二琥が最高に可愛かったですね。
何気ないシーンでも可愛いって一番大事ですからね(迫真)
CV:三和
本当に某ギターヒーローと同じ声優さんですか? 陽キャ過ぎて草生えそうなんですが(?)
そして全く違和感が無いのも凄いです…。
三姉妹の中でも特にクセが強めな三和で、よくぞここまで解釈一致の演技が出来るモンだなと。
ただただ感服致しました(尊敬)
OPテーマ:日曜日のメゾンデ「君にふさわしい奇跡」
私は最初、もっとポップで明るい感じの曲になるものだとばかり考えていたんですよ。
本作はラブコメですが、コメディ描写が7割くらいの明るい作風ですからね。
実際に曲を聞いた時、驚きました。かなり湿度が高めというか、しっとりしていたので。
そして何よりも驚いたのが、想像と遥かに違うモノであったにも係わらず、物凄くしっくり来たということです。
何と言いますか…曲そのものが世界観に溶け込んでいたんですよ。
そして私は気付きました。この曲で表現されている世界こそが、本作の本質であるのだと。
明るい作風なので忘れがちですが、優は母親と死別して天涯孤独の身ですし
そんな母の遺言である『幸せな家族を作る』というのが本作のテーマで、核たる部分はとても真面目なんです。
そういった”芯”を、優が抱いた切なる願いを、よく捉えられている曲だと思います(迫真)
そういう小難しいことを抜きにしても、個人的に曲の雰囲気とかが大好きです。
特にサビの「辿り着きたい普通の幸せ」というフレーズに、毎度心がぶっ刺されています。
この年になると色々と思うところも多くてですね…(20代前半)
曲とは直接的に関係無いですが、サビに入ってからの演出も最高なんですよ(迫真)
止め絵を次々と切り替えて三姉妹達の日常を見せていく手法…本当に魅せ方を”理解って”います(どこ目線)
※【日曜日のメゾンデ】というのは、サンデー本誌及び「うぇぶり」の作品を
様々なクリエイターの方が音楽にし、Vo.礼衣が歌う企画というかアーティストです。
今のところ私の読んでいる作品は音楽化していなかったので、完全にノーマークでしたね。
EDテーマとクール数の予想
EDテーマ・三姉妹達のキャラクターソング
クール数・1クール(最終話の放送終了直後に2期が決定し、あまり間を開けず3ヶ月後くらいに2期放送開始)
長々と色々語りましたが、そもそもメインPVの1:38付近で観覧車デートをしている優と一輝様が映った時点で
私は本作の勝利を確信しています。
放送まで、あと0日。めちゃんこ楽しみです!!!(迫真)
来年のブログについて
思い返してみれば、2024年は3回しかブログを更新していませんでした。
来たる2025年は、少なくとも一月に一回はブログを更新出来るように頑張りたいと思います。
それでは皆様、本年も有難うございました!! 良いお年をお迎え下さい!!!
『魔王城でおやすみ』371夜:感想
薄々気付いてはいましたが、今回で確信を得ました。
『魔王城でおやすみ』という作品は、ギャグ漫画ではありません!!(確信)
注釈
1.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
2.本編のネタバレを含む場合があります、予めご了承下さい。
3.ご意見・ご感想、お待ちしております!
やはりと言うべきか、姫(というか皆)の見ている「悪夢」はヤハン様のモノでしたね。
それにしてもヤハン様、優しいお顔をしていらっしゃる。
タソガレ君は完全にヤハン様似ですが、そうなるとウシミツ様だけ強面過ぎますね(笑)
ヤハン様がいる場所は…旧魔王城ですかね? 旧魔王城ってヤハン様の代から使われているんでしたっけ?
取り敢えず概観というか全体図をもっとよく見たいところです。
魔王軍…他組織…抜きん出る…。
なるほど、この当時の魔界において”魔王及び魔王軍”はあくまでも”象徴”に過ぎなかったのですね。
少し意外でしたが、よくよく考えてみれば当然です。
当時は人間界と戦争をしていた訳でもないですし、人間界のように統一した国家がある訳でもないのですから。
今でこそ魔界は人間界と戦争中なので、魔王軍の権力というか統率力が昔よりは強くなっているでしょう。
それでもタソガレ君が”魔族全体会議”を開いたのは、まだまだ個人(?)主義の側面が根強いからだと思います。
全体会議の模様を見ても、その気風は容易に感じ取れました。
ヤハン様の父上に関しての情報って、何かありましたっけ?
確か旧魔王城にある歴代魔王の像の中にヤハン様の父上の像もあって、名前だけは判明していたような…。
今回の「悪夢」の中で、ヤハン様の父上も登場したりするのでしょうか。気になるところです。
美少女との出会いというのは、いつだって突然訪れるものである(迷言)
いやヤハン様、めちゃんこ怪鳥に懐かれてますね(笑)
「近づき過ぎない はずだったのに」というモノローグと、サブタイトル「君の夢を見る」で既に胸が痛いです…。
余談ですが『魔おや』のサブタイトルって、急に読者(の心)を刺してきますよね。
普段が結構フザけたサブタイトルをしているだけに(褒め言葉)、その温度差で余計に沁みます。
そしてワードセンスも抜群に良いんですよ!
特に68夜「指で描いた花火」と167夜「宛名を間違えないで」は、マジでめちゃんこお洒落だと思います(迫真)
脱線してしまいました。話を戻します。
ヤハン様が出会ったのは「ルネ」という人間の商人の娘でした。名前の響きがとても商人らしくて好きです。
あと、めちゃんこ可愛いですね(迫真) 衣装も商人風で凄い凝っていますし。
熊之股先生のキャラクター造形のバリエーションの豊富さには、毎度感服するばかりでございます。
そして熊之股先生の描く女性キャラクターが本当に好きです(魂の叫び)
「人間界は統一したて」…めちゃんこ重要な情報じゃありませんか!?
人類統一国家カイミーンがいつ頃建国したのかは不明でしたが、ヤハン様の代の頃だったのですね。
人間界がいかにして統一に至ったのかも気になるところです。
「魔界じゃ人間の蘇生法は確立されてない」…またしても超重要な情報ですね。
今じゃ姫が週一で〇んでいるというのに…。 姫がこの時代の生まれだったらと思うと恐ろしいです(笑)
ルネの恐れ知らずで明るく、意志は強いが少し抜けているところ…アなんとか君に似ている気がします。
もしかしてアなんとか君の先祖でしょうか。その可能性は十分にあり得ますよね。
というか、アなんとか君については未だに謎が多過ぎます。
記憶は消された筈なのに、何故タソガレ君のことを覚えているのか。
何故に姫…つまり王家と近しい関係で、姫の婚約者(?)にまでなっているのか。
そもそも何故に彼が”勇者”であるのかさえも…我々は知らないのです。
また脱線してしまいました。話を戻します。
怪鳥の卵を食している龍は…ゼツランの父君ですかね? それともご先祖でしょうか。
ドラゴン族の寿命は長い気がしますが…どうなんでしょう。
ヤハン様も「魔王」らしくなりたい、と悩んでいたのですね…。お孫さんも全く同じことを仰っていましたよ(笑)
月に照らされたルネの横顔が、めちゃんこ美しいです…(迫真)
月が「以前より明るくなったような気がした」のは、きっと気のせいじゃありませんね(号泣)
バアル伯母さん!? バアル伯母さんじゃないですか!! 流石悪魔族ですね、見た目の変化0です(笑)
二人で手を繋いでバンザイしているところが…本当に……もう…めちゃんこ尊いです……(号泣)
生まれつき力が強く、幹部にさえ恐れられていたヤハン様にとって
こうやって対等に手を取り合っていける存在が、ルネが、どれだけ大切な人であったでしょうか…(号泣)
「ワガハイの力は相変わらずなのに 月は以前より明るくなったような気がしたし
手を繋ぐと無敵になった気がした」
はぁ…辛いですわ……。これがギャグ漫画のモノローグですか?
二人には末永く幸せになってほしかったです、本当に。でも、そうはならなかったんですよ。
正直、怖いです。この先に、どんな真実が待ち受けているのか。…まぁ読みますけどね(確定)
『葬送のフリーレン』126話:感想
ブログのオチに使ってしまった罪は、非常に重たいと考えております。
ファルシュ…いえ、ファルシュ様に最大の敬意と謝罪の意を表しながら、このブログを書かせて頂きます。
注釈
1.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
2.本編のネタバレを含む場合があります、予めご了承下さい。
3.ご意見・ご感想、お待ちしております!
「やあ、メガネ君」
「帰れ」
叫びましたよね。”これ”は全『フリーレン』ファンが見たかった展開でしょう。
ただの再登場でも十分めちゃんこ嬉しかったのに、まさか本当にユーベルがメガネ君の家に押し掛けるなんて…。
最高じゃないですか?(迫真)
というかユーベル、上着を羽織っていますね!? めちゃんこ可愛いですし相変わらず美人です。
髪も伸びて、全体的に少し大人びた印象を受けました。素晴らしいですね(迫真)
玄関の扉に張り付きながら「開けてよ」って可愛い気もしますが、冷静に状況を考えると普通に怖いですよね(笑)
メガネ君も流石に(ユーベルを)家に入れました。やはりメガネ君は押しに弱いタイプなのでしょうか。
それとも、ナチュラルに命の危険を感じたからでしょうか(笑)
ユーベルとメガネ君の会話、全体的にイイですねぇ…。二人共 相変わらずって感じです。
(作中で)2年ぶりの再会だというのに、そのブランクを一切感じさせない二人の関係性が素晴らしいです…。
私はずっと”これ”が見たかったんですよ…(感涙)
というかユーベルは、試験の時に騙されていたのを怒っているだけでしょう?
本体だと思って話していた相手が 実は偽者だったんですから、怒る気持ちも分かります。
これに関してはメガネ君が100%悪いですし、因果応報ですね(笑)
砂糖のことを「お砂糖」って言っちゃうメガネ君、可愛いです。育ちの良さが出ていますね。
砂糖の量を聞かれて「いっぱい」って答えちゃうユーベル、めちゃんこ可愛いです(迫真)
甘党なのもそうですが、何より「沢山」とかじゃなくて「いっぱい」って答えるのが可愛いです。
「逃げないでよ」と言うユーベルに、文面以上の何かを感じたのは私だけでしょうか。
これ絶対「(“私”という一人の人間から)逃げないでよ」って意味な気がするんですよね…。気のせいですか?
「逃げる訳 無いでしょ」→「よし。逃げるか」 このテンポ感が実に素晴らしいですね(爆笑)
鞄を抱えて窓から逃げるメガネ君、何か凄くイイです。ツボります(笑)
「ねぇ。それ誰のお墓?」 いきなり後ろにサイコなガールが立っているの、怖いですね。
地味にメガネ君の肩まで掴んでいるじゃないですか(震え)
メガネ君は お婆ちゃんっ子だったんですね。
分身でリモート受験したのも、婆ちゃんと一緒に暮らした場所から離れたくなかったという事ですかね?
まぁ色々と合点は行きました。話の内容に嘘は無いと思います。
とは言え、まだ隠している事はありそうです。
何故かと言えば、分身魔法が使えるようになった理由については 一切言及されていないんですよ。
「魔法学校は帝都にあったし、分身魔法も今ほど精密に使えた訳じゃない」
この発言から推察するに、婆ちゃんを看取る為に分身魔法が使えるようになった訳では”ない”と思うんですよね。
それ以前から使えていたような発言にも聞こえます。
加えてメガネ君は以前に「僕は他人を信用していないからね」と言っていました。
つまりメガネ君が 分身魔法を”使う・使えるようになった”のは、人間不信から来ていると思っています。
ただ現状、人間不信に陥るようなエピソードは語られていません。
故に、まだユーベルに話していない事があると考えます。
「もうこれ人選ミスでしょ。帰っていい?」 いや逆に、これ以上の最適な人選がありますかね?(真顔)
「無理に誘わなくていいから」(CV.伊瀬茉莉也)
あのゼーリエのイケボで この台詞を言っていると思うと、何かツボりますね(笑) 映像化が楽しみです(気が早い)
「口説いてるの?」
「そう見える?」
この辺りで心の中のザインが叫び出したのは、私だけではない筈です。もう付き合っちゃえよ。
というかメガネ君は、既に大分”オチて”いますよね。ユーベルに対して結構デレちゃっています。
やはりメガネ君は押しに弱い……いや、今のメガネ君も実は分身かもしれません。メガネ君は そういう奴です(笑)
場面変わりまして フリーレン一行。
ゼンゼとファルシュ様、再登場です!! お二人共、お久しぶりです!!! 素直に再登場が嬉しいです(迫真)
よく見たらフリーレン、ゼンゼの髪に捕縛されていますね。可愛いです(笑)
“城門で待ち伏せしていたであろうゼンゼに捕縛されるフリーレンの図”を想像すると、ジワります。
映像化が楽しみです(気が早い)
メガネ君チームは一足先に帝都入りしていて、情報収集という名のデートをしているようですね(?)
さてここで”リネアール一級魔法使い”という新たな一級魔法使いの名前が出てきましたね。
単刀直入に言いますが、ユーベルの姉だと予想しています。少なくとも親類だと思っています。
今のところ後ろ姿だけですが、髪色がユーベルに似ているんですよね。
ユーベルの髪はカラーだと”黒みがかった緑”ですが、モノクロだと”白と黒の斑”なんですよ。
リネアール一級魔法使いも、白と黒の斑っぽくなっています。
おまけに髪型とか髪留めも、54話に(回想で)登場したユーベルの姉に どことなく似ている気がします。
…まぁ、判断材料は それだけなんですが(笑) 真相が楽しみなところです。
ゼーリエの護衛って言いますけど、ゼーリエが暗殺されるビジョンが全く想像出来ません。
<呪い返しの魔法>みたいに、絶対に”物理攻撃絶対反射”的な魔法も持っているでしょう。
これは何か裏がある気がしますね…。
ゼンゼの髪をイジイジしているフリーレン、地味に可愛いですね。
「この距離でシュタルクに不意打ちされたら…」の件ですが、正直信じられません。
フェルンはさておきフリーレンは、何かしら対処出来そうな気がします。
アニメでフリーレンの本気を見た後だと、尚更そう思ってしまいます(笑)
シュタルクを撫で撫でするフェルン、とても可愛いです。
二人でポーズを決めているゼンゼとファルシュ様、何かジワりますね(笑)
そういえばファルシュ様の固有魔法って、一体どんな能力なのでしょうか。オーラっぽいモノが出ていますが。
ファルシュ様の今後の活躍が、めちゃんこ楽しみです。
さてラストに出てきた謎の人物ですが、十中八九 影の戦士の一人でしょうね。
「閣下」というのは 影の戦士での身分を差しているのか、表の世界での身分を差しているのか、気になります。
まだまだ謎だらけの新編ですが、とりま今後の展開が めちゃんこ楽しみです!!(迫真)
『葬送のフリーレン』125話:次号予告について
週刊少年サンデー2024年12号(2024年2月21日発売号)に掲載された『葬送のフリーレン』125話。
まさかラダールの話が(前回の話も含めて)2話で終わるとは、予想外でした。
しかし綺麗に美しく纏まっていて、めちゃんこ面白かったですね。
さて、本題はここからです。次号予告には、以下のことが書かれていました。丸々引用します。
「一級魔法使いたちが集い、新たな任務に就く新編開幕!
帝都に潜む影と対峙する魔法使いたちの”後日譚”ファンタジー!」
「一級魔法使いたちが集い」
「一級魔法使いたち」
ということで今回は、この”一級魔法使いたち”が誰なのかということを、全力で予想していきたいと思います。
それでは早速、行ってみましょう!!
前提条件
次号予告に”一級魔法使いたちが集い”と書かれていることから、フリーレン一行として登場するフェルン以外に
少なくとも2人以上の一級魔法使いが再登場すると考えています。
まずは、現在名前が判明している一級魔法使い(フェルン以外)を挙げてみましょう。
メトーデ
ユーベル
ラント
ヴィアベル
デンケン
ゲナウ
ゼンゼ
レルネン
ファルシュ
この9名ですね。意外と多かったです。
黄金郷を救ったばかりのお爺ちゃん達は、流石に休ませてあげましょう。
メトーデ
ユーベル
ラント
ヴィアベル
ゲナウ
ゼンゼ
ファルシュ
もう少し絞っていきましょう。
ゲナウは 8巻にて主役を張った中編がある為、このタイミングで再登場する可能性は低そうです。
また同時に、ゲナウとコンビを組んでいるであろうメトーデも 除外します。
…メトーデに関して言えば、その出自と”小さい女の子に目がない”ぐらいしか明かされておらず
一級魔法使いを目指した目的も、授与された筈の”特権”の内容も明かされていません。
まだまだ謎が多い人物のため、いつか更に深堀りされると思いますが、今ではないと考えます。
ユーベル
ラント
ヴィアベル
ゼンゼ
ファルシュ
ではこの5人の中から、次号で再登場するであろう”二人”を絞っていきましょう。
予告の文面には”帝都に潜む影と対峙する”と書かれています。
ここで言うところの”影”は、無論ラダールと同じ”影の戦士”のことでしょう。
つまり今回は対人戦がメインになってくると思うんですよ。
この5人の中で対人戦が得意そうなのは…ユーベルとヴィアベルですよね。
では、どちらがより(次号からの新編で)再登場する可能性が高いでしょうか?
これは迷えるところですが、私はユーベルだと思っています。理由は3つです。
➀62話でのヴィアベルの発言
②ユーベルとヴィアベルの性格の相違
③個人的な願望
…まぁ③に関しては置いておくとして、➀と②について解説していきます。
まず➀からですが、ヴィアベルは62話で以下のような発言をしています。
「北の果てで また魔族が派手に暴れ始めたらしくてな。大急ぎで帰ることになった」
「こいつら(エーレ&シャルフ)とは帝都の港町まで一緒だ」
「どうせ北の果てにも いつか来るんだろ。そんときにまた会おうぜ」
予告にも書いてある通り、新編は帝都が物語の中心になるでしょう。
しかし上記の発言を鑑みるに、現在ヴィアベルが帝都にいる可能性は低いと思われます。
それに やはりヴィアベルの戦場は”北の果て”なので、再会はもう少し先になりそうな気がしています。
…もしかしたら、エーレとシャルフには会えるかもしれませんが(笑)
ただ、このヴィアベルの発言から 作中では2年以上が経過しています。
北の果てでの魔族との戦いに一区切りが着いて、新編にて帝都で再会するという可能性は、十分に考えられます。
さて②の話ですが、これはもう文言通りですね。
ヴィアベル曰く「必要な殺しは全部やってきた」訳ですが、それでも人殺しに対しては躊躇があります。
その”弱さ”が、ヴィアベルの魔法『見た者を拘束する魔法(ソルガニール)』に表れています。
一方のユーベルは、殺し合いを楽しむタイプです。
ヴィアベルの<ソルガニール>に”共感”はしたものの、依然として”殺し”に対する抵抗や躊躇は感じられません。
また、自身を”死にたがり”と評しているところから、どこか死に場所を求めているような節もあります。
対人戦がメインとなるであろう新編で、これ程までに対人戦に適している人物は中々いないと思います。
以上2つの理由から 新編で再登場するキャラクターの”一人”は、ユーベルである可能性が高いと推察します。
再登場する一級魔法使いを”二人に絞る”という話でしたので、もう一人についても考えていきましょう。
まずは おさらい(?)です。
ユーベル
ラント
ヴィアベル
ゼンゼ
ファルシュ
この5人が、今回の新編で再登場する可能性のある”一級魔法使いたち”でしたね。
ここからは一旦 ユーベルが再登場するという前提で、考察を進めていきます。
“もう一人”の一級魔法使いは、端的に言えばユーベルとコンビを組むことになると思います。
“ユーベルとコンビを組む”ということを考えた時に、私の頭の中には一人しか思い浮かび上がりませんでした。
そうです、メガネ君ことラントです。リモート受験のラントです(笑)
ユーベルと言ったらラントですし、ラントと言ったらユーベルです。
それくらい切っても切り離せない関係だと、個人的には思っています。
ユーベルの『大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)』を以てしても、二人の縁は切れないでしょう(笑)
それに、メガネ君の分身魔法は 意外と対人戦に適していると思うんですよ。
対人戦において偵察は非常に重要です。分身による偵察は十八番でしょうし、分身が倒されても本人は無傷です。
更に 恐らくですが分身から分身を生み出せるので、魔力が尽きない限り”その場”で”無限”に戦力を生み出せます。
かく乱や陽動にも使えますし…こうして特性を羅列してみると、思っていた以上に対人戦向きですね。
他に”ユーベルと組む可能性のある一級魔法使い”としては、ヴィアベルやゼンゼも考えられます。
二人共それぞれ 一級魔法使い試験でユーベルとは因縁があるので、コンビを組んだら非常に面白そうです。
先程も書いた通り、ヴィアベルはユーベルに次いで再登場の可能性が高いです。
ゼンゼは二次試験の試験官で、アニメは今正に二次試験の真っ最中です。
どちらが再登場しても全く可笑しくありませんし、とても熱いです。
一応ユーベルが再登場しない場合も、改めて考えておきましょう。
ユーベルとヴィアベルの最低どちらか一人は再登場すると思うので、この場合はヴィアベルを軸に考えます。
ヴィアベルとコンビを組んで面白そうなのは…ゼンゼだと思います。幼馴染説の真意が気になるんですよ(迫真)
仮に幼馴染説が否定されても、ゲナウ&メトーデばりの異色のコンビが誕生するので、どう転んでも面白いです。
さて 長々と書いてきましが、そろそろ纏めに入ります。
一級魔法使い 再登場予想
本命・ユーベル&ラント
対抗・ユーベル&ヴィアベル、ユーベル&ゼンゼ
大穴・ヴィアベル&ゼンゼ
以上が私の導き出した結論ですが、これはあくまでも予想です。
完全な新キャラが登場するかもしれませんし、今ここに名前を挙げた4人が 全員登場する可能性もあります。
とりま今夜のサンデーが、めちゃんこ楽しみです!!!(迫真)
……え、ファルシュ? …ドンマイ(´・ω・`)
[尾守つみきと奇日常。]2話感想
あまりにも良過ぎたので やります(迫真)
注釈
1.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
2.本編のネタバレを思い切り含みます。予めご了承下さい。
3.ご意見・ご感想、お待ちしております!
簡単あらすじ&構成
0・扉絵
1・友孝くんの憂鬱、そして成長
(つみきさんの日常。①)
2・手を出す(物理)
(つみきさんの日常。②)
3・つみきさんの私服、そして山へ
(つみきさんの日常。③)
4・つみきさんの住み処
(つみきさんの日常。④)
5・郷に入っては郷に従え
(つみきさんの日常。⑤)
6・友孝くんの”気持ち”
感想
0・この…スカートから若干溢れて少し見えている尻尾が……とてもイイですね(真顔)
1・早くも つみきさん のファンクラブが出来ていました。古○さん みたいですね(笑)
そしてファンクラブの方々、つみきさんへの想いが割と切実ですね…!
これは友孝くんも「へぁ…」ってなっちゃいますよ。
そういった要因から、一度は つみきさん の家に行くのを断った友孝くんですが
またもや他人の反応を気にしている自分に気付き、撤回して家に行くことにしました。
友孝くんにとって、大きな一歩だと思います。非常に良きですね。
つみきさんの「あり!」の笑顔も、何とも言えず眩しくて可愛らしくて好きです。
「あり!」の次のコマで、よく見ると尻尾を振っているのも めちゃんこ可愛いです。
つみきさんの日常。①・つみきさん、格ゲーも めちゃんこ強そうですよね。というかゲーム全般 上手そうです。
2・あんま印象ない友孝くん、シンプルに可哀想なんですが(´・ω・`)
それにしても男女に分け隔てない つみきさん、とても素敵ですね。
「あ~…手を出すかもってこと?(物理) 問題ないっしょ」
(パンチングマシーン「ガゴォンッ」)
「私が友孝くんに負けるわけないじゃん」
つみきさん、頼もしいです(迫真)
つみきさんの日常。②・いつか つみきさん のパジャマ姿とかも、見てみたいですね。
3・つみきさんの私服姿、めちゃんこ可愛いです(迫真) 尻尾フサフサして良いですかね?(真顔)
ぶっちゃけ前回から(私服姿が)ずっと見たかったので、非常に嬉しい限りです。
つみきさん「あそこがウェアウルフの住み家だよ」(つみきさん、山を指差す)
友孝くん(山…)
つみきさん「ちょっと登って下る」
友孝くん(ノボッテクダル…?)
この一連の流れ、ジワります。友孝くんの遠い目が良いですね(笑)
山登りでプルプルしちゃっている友孝くん、何かちょっと可愛い気もします。
服の汚れが「肉球みたいになった!!」と言って はしゃいでいる つみきさん、本当に可愛いです(迫真)
余談:山登りの時に服を汚しまくった つみきさん ですが、曰く「制服は気をつけてる」そうです。
つまり、気を付ければ服を汚さずにいられる ということです。
友孝くんと(つみきさんの)家に向かっている時は、思い切り汚していましたね。
つみきさんも開き直っていました(笑)
しかし逆に友孝くんを駅まで向かいに行った時、服は全く汚れていませんでした。
家までの道程は同じはずなのに、です。
…もしかして、つみきさん……”友孝くんに私服を見せたくて”
“駅までの行き道は、服を汚さないように気を付けていた”のではないでしょうか?
あくまでも推測ですが、そう仮定すると…世界各国の紛争を収束させられるレベルで可愛いですね(真顔)
つみきさんの日常。③・つみきさんは、精神的にも友孝くんの背中を押していますからね。エモいです(小並感)
4・門番さん、思ったより狼でした。なるほど本当に「個体による」ようです。
というか人狼の住み処って、ガチの山の中(物理)なんですね。
「幻人が認知されだしてからは だいぶ外に行けるようになって発展したらしいけど 電気も水道も通ってるし」
「まぁ外に行く子は今も少ないけどね」
つみきさんのセリフ(上記2つ)から推察するに、幻人が世に認知され始めてから10~20年くらいでしょうか。
義務教育すら受けていない(幻)人も、まだまだ多そうですね。
今後この作品には様々なタイプの幻人が登場すると思いますが
その度にこういった”異文化”を見ることが出来るのだとすれば、期待しかありません(迫真)
いや友孝くんから貰った靴下、履かないんですね!?(笑)
前回「履くよ!!」と強めに言っていたモンですから、てっきり履くモンだと思っていましたよ。
でも将来的に破けちゃうことを考えたら、確かに飾るのが一番良いのかもしれません。
つみきさん、弟妹がいたんですね。全員そっくりですな(笑)
まぁ白○家も全員そっくりですし、そんなもんでしょうか。
「ちょっと行ってくるわ…」のつみきさん、イイ顔してますねぇ。風格あります。
つみきさんの日常。④・可愛いです(´ω`*)
5・妹と本気で張り合っている(岩石持ち上げ&壁登り)つみきさん、好きです。やはり何事も全力が一番ですよ(?)
高校生にもなって妹相手に「やだ!!」と言っちゃう負けず嫌いな つみきさん、めちゃんこ可愛いです(迫真)
小学生の妹相手に「ざんねーん」と迫真の煽りを見せる つみきさん、めちゃんこ可愛いです(迫真)
「郷に入っては郷に従え。 ゆたか」でウケました。絵面がシュールで良きです(笑)
つみきさんの日常。⑤・友孝くんは元来、人(幻人も)に好かれやすい質だと思います。只○君的な感じですね(笑)
6・次女 いつきさん「お姉ちゃん(つみきさん)…外ではどう? 人間社会で上手く過ごせてる?」
友孝くん「人間よりも過ごせてると思う」
友孝くんが言うと説得力が違いますね(笑)
いつきさん「…お姉ちゃん見た目がさ 人間に近いから なにかと 頼られがちで」
いや貴方も十分に人間に近い見た目をしていると思いますが……年長者ではってことですかね。
次女曰く”お姉ちゃんが両親などに過度の期待を背負わされていて、重荷になっていないか心配”らしいです。
いや、流石つみきさんの妹ですね。優しいです。
次女の不安を聞いた友孝くん、以前に つみきさん が言っていたことを思い出します。
「…私はさ、私のこと平気な人を大事にしたいんだ」
友孝くん(あの言葉って そうじゃない人もいたから…だよね)
(それでも みんなのために外へ…?)
(ボクなんかと一緒にいて いいのかな…)
などと悩んでいたら、つみきさんが心配して話しかけて来てくれました。
本当にもう…この(幻)人は……優し過ぎますよ…(感動) 周囲への観察力と気遣いが素晴らしいです。
さて、つみきさんに悩みを告白した友孝くんですが「私なんも背負ってないけど」と一蹴されました。
友孝くん 「…ウェアウルフの今後のために 外で生活してるんじゃ…?」
つみきさん「いや妹たちにマウントとるためだけど?」
「もし外に妹たちが興味もったら 教えてあげられると思って。そしたら頼ってくれるじゃん?」
だから優し過ぎませんかって(感動) だって考えてもみて下さい(?)
妹たちが外の世界に興味を持つかどうかなんて、本人たちが成長してみないと分からないと思うんですよ。
つまりそれは、一種の”不確定要素”なんですよね。
つみきさんは、そんな”不確定要素”のために “外”で生活している訳じゃないですか。
“外へ行くこと”のリスクは厭わずに、ですよ。
これが”優しさ”じゃなかったら、何が”優しさ”と言えるのでしょうか。逆に聞きたいです。
「妹たちにマウントとるため」とか言っていますけど、これは無意識かつ結果的に背負いに行っていますよ。
当人があまりにも聖(幻)人であるが故に、背負っている自覚すら皆無なだけです。
少し脱線してしまいましたが、つみきさんは話を続けます。
つみきさん「…友孝くんはさ これから自分の気持ちに気づいて、認めて、割り切って行くのが目標っしょ?」
「嫌だなーって思ったら離れるわけじゃん?」
友孝くん 「…うん」
つみきさん「それ、私も同じだからね」
「一緒にいる あいだは 大丈夫ってコト」
「こんなにわかりやすいのに 勝手に不安になんないでよ」
……もうね、可愛いを通り越して美しいですよ(迫真) どれだけ人格者なんですか、つみきさんは。
あくまでも自分(つみきさん)と相手(友孝くん)が対等であることを伝え、相手に気を遣わせず
その上で相手への好意を最大限に示すって、並の人間・幻人が出来ることじゃありませんよ。
話を戻しましょう。
友孝くんを諭した つみきさん は、改めて友孝くんに”今のお気持ち”を尋ねます。
すると友孝くんは……つみきさんの耳を嗅ぎました。
(“耳を嗅ぐ”というのは 人狼風の”あいさつ”で「これからも仲良くしましょー」の意)
流石、(幻)人との距離感が分かっていないコミュ症の友孝くんですね。
完全に不意を突かれた形になったので、つみきさんも照れ照れです。めちゃんこ可愛いです。
三女「…あれは ありますなぁ」
次女「あるね」
長男「ある」
???「もう付き合っちゃえよ!!!」
余談1:つみきさんの弟妹たち、人間である友孝くんに対して 特に怯えている様子はありませんでした。
人狼から見たら人間は異種族な訳で、普通は怯えると思うんですよ。
と、ここで一つの仮説が浮上しました(私の中で)。『尾守家の両親のどちらかは “人間”ではないか説』です。
以下、根拠になります。
①・人狼の見た目は「個体による」のに、つみきさん達は 全員が人間に近い見た目をしていること
②・”人間”である友孝くんに対して、特に怯えたりはしていないこと(三女と長男は 寧ろ懐いている)
これら二つの条件を一気に満たせる”答え”は、家の者に”人間”がいることです。
次女の回想シーンで、両親と思わしき人物が少し映っています。
これを見る限り、母親らしき人物は 極めて人間に近しいように思えるので、恐らく母親が人間なのでしょう。
…と、探偵っぽくやってはみましたが これはあくまでも推測であり憶測であり妄想に近いモノです。
普通に外れると思うので、悪しからず(笑)
余談2:次女のいつきさん、年上である友孝くんに対して 全く敬語を使っていませんでした。
三女や長男なら お子様なので分かるのですが、いつきさんは14才ですからね。少し不自然に感じました。
ただこれは恐らく、人狼という種族が文化的に”敬語という概念が無い”可能性のほうが高いです。
…と考えると、いつきさんは学校に通っていないのですかね? また新たな疑問が湧きました(笑)
総括・つみきさんは、可愛いだけでなく美しいことも発覚しました。
全体的に可愛いのは勿論ですが、後半はそれを通り越して美しかったです。
[尾守つみきと奇日常。]感想・考察(時々、自分語り)
まだ一話しか載っていない作品。ジャンルは ほっこり日常系(コメディ寄り)。
「感想はともかく、考察すること何ぞ無いだろう」と思われたでしょう。
もっと言うなら「(時々、自分語り)って何やねん」と思われたでしょう。
ただ個人的に、本作のヒロインである つみきさん の精神性というか生き方に
一人の人間として思うところがあったので、今回はそれについて語ろうと思います。
それでは早速、行ってみましょう!!
注釈
1.意見は全て私個人の感想に過ぎません。
2.本編のネタバレを思い切り含みます。予めご了承下さい。
3.ご意見・ご感想、お待ちしております!
本作は一話の中に何回か区切りがあり、その度に場面が転換し、新たなストーリーが展開される構成です。
1話は6回区切りがありました(巻頭カラー含まず)。六編構成ということですね。
各編のあらすじと感想を軽く語ります。
あらすじ
0・巻頭カラー
1・友孝くん(主人公)と つみきさん の出会い
2・しっぽ固定ベルト
3・遠吠え
4・つみきさん、ナルシスト吸血鬼(ヴァンパイア)を撃退
5・”気持ち”を見つける旅へ
6・友孝くん、つみきさんに靴下を贈る
感想
0・つみきさん に持ち上げられている友孝くんの図、何かシュールで面白いです(笑)
1・いきなり奇行に走る つみきさん。
ロッカーの扉を曲げている時の苦虫を噛み潰したような表情が、何とも言えず可愛いです。
友孝くんの身体を叩こうとした時に(スキンシップで)
友孝くんが一瞬ビクッとしたのを見て、既の所で手を止めた つみきさん。相手のことをよく観察しています。
そして友孝くんが誠意を見せて謝った直後の、つみきさんの表情ですよ。笑顔が素敵で可愛いです。
2・つみきさんの耳をフサフサ出来る同級生が、羨ましいです(真顔) マジで触り心地良さそうですよね。
足の大きさについて自慢げに話す つみきさん。「ね! ウケるっしょ~!」の表情が可愛いです。
自分の人とは違う部分を、コンプレックスではなく”笑い”として消化出来る人には惹かれます。私が。
しっぽ固定ベルト……森下先生(作者)の発想力に感服です。
今後この作品には様々なタイプの幻人(人外)が登場すると思いますが
その度に『しっぽ固定ベルト』のような個性的なアイテムが出てくるとしたら、期待しかありません(迫真)
同級生に「あざとい」と言われていた つみきさん ですが、やはり あざとい です。「引っぱる?」ですからね。
しかしこれ、明らかに善意100%で言っているんですよねー。コレが天然たらしってヤツですか…。
目をつけられてしまった友孝くん、ドンマイです(笑)
3・友孝くんがモノローグで「彼女(つみきさん)は自分の性質や体質をあまり気にしていない」と言っていますが
それは一概には言えない気がします。
実際、同級生から「やっぱ満月の夜は狼になっちゃうの?」と聞かれた際は
「ならないけど?」とやや冷たく答え、若干ですが少し嫌そうな表情をしているようにも見えます。
と思ったのですが、続けて同級生から「人間の肉食べるとかは? さすがにデマ?」と聞かれた際は
満面の笑みで「今は食べないよ! お肉は大好きだけど!」と誤解を招く発言をしているので、今一つ分かりません。
笑顔が可愛いというのは分かります。
同級生から微妙に誤解を受けて引かれ気味の つみきさん に、フォローに入った友孝くん。
それを横目に見て、少し笑みを浮かべる つみきさん。うーん……イイですねぇ!!
いきなり遠吠えしちゃう つみきさん、めちゃんこ可愛いです(迫真) 流石にズル過ぎますよ(真顔)
直後の恥じらい つみきさん も、めちゃんこ可愛いです(迫真) 破壊力が尋常じゃありません(真顔)
4・「へへ、今日金曜だからさ~ カツサンド食べるんだ~!」と つみきさん。笑顔が眩しくて可愛いです!!
カツサンドを買いに行こうとする つみきさん の前に、ナルシスト吸血鬼・千賀君が登場。
しつこく連絡先を聞く彼を前にして「いらない退いて。通行の邪魔」と怒った表情で一蹴する つみきさん。
いや~、表情の振れ幅が凄いですね。非常に良いです。
千賀君は今後、人生で恐らく初めてフラれたことによるショックで自信を喪失しつつも
自分を唯一フッた つみきさん に更なる興味を持ち、つみきさん と仲の良い友孝くんに接近して
色々と話をしていく内に、次第に心を開き素の部分を見せていって、友孝くんの親友となりますが
しかしいざ つみきさん を前にすると、滅茶苦茶に弱腰になってドンマイな感じになると予想します(早口)
5・うっかり穴掘りに夢中になってしまう つみきさん、可愛いらしいです。というか可愛いです。
自分の気持ちが分からなくて「どうすれば つみきさん みたいになれるかな」と相談する友孝くんに対して
「一緒に見つけてこーよ。友孝くんの気持ち!」と提案する つみきさん。
この つみきさん の本当の意味での”優しさ”に、非常に感銘を受けました。詳細は後で語ります。
教室バンジーの見開きページが、とても迫力があって好きです。
チマッと描かれている つみきさん と友孝くんも、可愛らしくて非常に良きです。
6・少し相談に乗ってもらっただけで、長文手紙&プレゼント(靴下)を送ってしまう
(幻)人との距離感が分かっていないコミュ症主人公・友孝くん。
普通ならドン引きなところを、驚きと歓喜が入り混じったキラキラの可愛い笑顔で感謝の意を述べ
あまつさえ自宅に招待する聖(幻)人・つみきさん。
そりゃあ、友孝くんも連行されますわな(笑)
総括・全体的にキャラの表情が豊かで可愛らしく、ストーリーも温かいので、読んでいて癒されます。
画もサッパリしていて読みやすいです。そして何と言っても、つみきさん がめちゃんこ可愛いです!!(迫真)
ここからは、1話で明らかになった情報を元に”つみきさん”という人物について、考察していきたいと思います。
…妄想というほうが正しいかもしれませんが(笑)
まず前提として、つみきさん は人狼(ウェアウルフ)です。人狼はパンピーとは違います。
聴覚に優れ、怪力で、耳はモフモフで、尻尾が生えており、他にも様々な特徴があります。
そんな特異な体質の つみきさん ですが、めちゃんこ素直で優しくて可愛い(幻)人です。
一見、自分が人狼であることについても、完全に受け入れているようにも思えます。
ただ私、つみきさん が自分の特異体質を完全に受け入れているとは、どうにも思えないんですよね。
その根拠とそう考えた理由を以下に説明します。
①・スキンシップで友孝くんの身体を叩こうとした時に、友孝くんが一瞬ピクッと怯えた反応を示した瞬間に
既の所で手を止めたこと。
②・獣人用のスカートがあるにも係わらず、パンピー用の普通のスカートを履くという”選択”をしていること。
③・他の質問にはノリ良く答えているのに「やっぱ満月の夜は狼になっちゃうの?」という質問に対してだけは
塩対応とも思える素っ気ない答え方をしていること。
④・私立景希高等学校という”幻人たちが最も多く通う学校”とされている場所を、進学先に選んでいること。
①は、つみきさん の観察力が高いことを示唆しています。
友孝くんは本当に一瞬軽くビクッとしただけですからね。
にも係わらず、その一瞬の反応に気付き手を止め「あ~ごめん。けどちゃんと力の調整できるからさ」ですよ。
これは明らかに、過去に何度も”スキンシップのつもりで身体を叩いたら怪我をさせてしまった”若しくは
“幻人だからという理由で接触を嫌がられた”という苦い経験を積み重ねてきたことの、証拠になります。
実際つみきさん も「そういう人はいるし」と言っていますからね。
(この場合の「そういう人」は、恐らく”幻人だからという理由で接触を嫌がる”人のこと)
そういった苦い経験の積み重ねから、相手の反応をよく観察する癖が付いたのだと思います。
そして物語開始時点でも友孝くんに気を遣っているということは
恐らく昔のそういう経験を、未だに気にしているということなのでしょう。
②は、ほぼほぼ妄想に近いです。
しっぽ固定ベルトの件で、獣人用のスカートが制服にあるのにパンピー用のスカートを履いている理由として
つみきさんは「けど私はこっちのが好き!」と言っています。
“そのほうが可愛いから”等という具体的な理由ではなく、単純に”好き”という抽象的な理由なんですよ。
人は無意識的に自分の無いモノを欲する生き物です。
つみきさん にとっては、所謂”普通”というのも無いモノの一つだと思います。
つみきさん がパンピー用のスカートを”好き”と思ったのは
無意識の内に”普通”を求めているからなのではないでしょうか。
個人的には、③が一番気になります。ここだけ明らかに つみきさん の態度に違和感があります。
まだ情報が少ないなので何とも言えませんが、この違和感自体が”理由”になります。
④に関しても、②と同じで ほぼほぼ妄想です。
つみきさん達の通う私立景希高等学校は”幻人たちが最も多く通う学校”とされています(1話冒頭を参照)。
この学校は、幻人達にとっても居心地が良いはずです。
社会的な憂き目に遭うことが ほぼ無いでしょうからね、幻人だらけなので。
パンピーの生徒に関しても、幻人に対して抵抗のある人は流石にいないでしょうし(笑)
故に、そういった幻人達にとって居心地の良い学校を進学先に選んだ つみきさん も
所謂”普通の社会”で生きることが疲れて、この学校に来たのかとも考えました。
結論・つみきさん は、自分が人狼であることに対して”割り切れて”おり、ほぼ受け入れてはいますが
それでも無意識下では、特異体質を受け入れられていない部分があると考えます。
でもそれは、当然のことだと思います。パンピーと違うということは、それだけで人生ハードなモンです。
人と違うことを「仕方ない」と”割り切る”ことは出来ても
それを完全に100%”受け入れる”ことは、どんな人であっても難しいと思います。
ここまでが”つみきさん”という人物の考察になります。
という つみきさん の人物像を踏まえた上で、少し話を戻します。
先程保留した、つみきさん の”優しさ”についてです。つみきさん が、友孝くんの相談に乗っている場面ですね。
「つみきさん は自分の性質を受け入れて過ごしている感じがして、すごいよなぁって…」と言った友孝くんに
つみきさん は言いました。
「それは私が幻人だからじゃない?」「性質とかは合わせられないことが多いし」
「なら仕方ないかって自分も相手も割り切ってもらいやすいけど
人間は合わせることが できちゃうから、割り切ってもらいにくいってことじゃん?」
「人間って大変だぁ~」
この発想というか相手の立場に立った考え方が出来る時点で、つみきさん は本当に優しいんですよ。
「なら仕方ないかって”自分も”相手も割り切ってもらいやすいけど」と、つみきさん は言いました。
この”自分も”の部分が、どれだけ難しいでしょうか。
“自分じゃどうしようも出来ない”ということが、どれだけ不便で辛いことでしょうか。
先程の考察で述べた通り、つみきさん は決して平坦で順風満帆な人生を送って来た訳ではないと思いますし
自分の体質に関してだって、受け入れられていない部分があるでしょう。
現状に不満を言おうと思ったら、いくらだって言えると思います。
「人間が羨ましい」と言ったって良いんですよ。
それなのに つみきさん は、友孝くんの立場に寄り添って考えた発言をして
「人間って大変だぁ~」と言い、あまつさえ「一緒に見つけてこーよ。友孝くんの気持ち!」ですからね。
こんな発言、よほど人格が完成されているかアホの子じゃないと出来ません。
本当に強くて優しい人ですよ、つみきさん は。とても感銘を受けました(迫真)
最後に少し、自分語りをさせて下さい。
私は、生まれながらにして重度の先天性疾患を持っていました。3才までに開胸手術を4回しました。
(これらの手術は あくまで延命治療であり、病気とは一生付き合っていかなければなりません)
2才の時に脳梗塞を患い、左半身不全麻痺(自分の意志で自在に動かせない、歩くことは出来る)になりました。
そんな感じだったので、小学校から高校までの12年間を特別支援学校で過ごしてきました。
更に高校生の時に右目の網膜剝離を患い、バックリング手術とかいう地獄も味わいました。
決して平凡な人生ではありませんが、それでも自分の生まれ持った身体に不満を抱いたことは、殆ど無いです。
幸い私はアホの子であったので、嫌な事があっても すぐ忘れるし、小難しいことは考えない質でした。
そのおかげか中学生になる頃には、自分の身体について完全に”割り切る”ことが出来ていたのです。
そして次第に「人に優しく在りたい、そういう人間に成りたい」と思うようになりました。
“普通の人”とは違う苦労や経験を積み重ねてきたからこそ、見える世界がありますし
“普通の人”とは違う苦労や経験を積み重ねてきたからこそ、感受性は豊かなほうだと思うので
人の痛みや苦しみに寄り添うことが出来ると思ったからです。
その思いは勿論今でも持っていて、生きる上での一つの目標でもあります。
まだまだ至らないところは沢山ありますけどね。
つみきさん のように”人とは違う”境遇でも、なお相手の立場に寄り添った発言が出来る
“本当の優しさ”を持つ人というのは、正に私の目指す理想の人物像そのものでした。
だから何と言ったら良いのか分かりませんが……凄く、嬉しかったです。
「私と似ている」と言ったら語弊がありますが、境遇と その生き方に心の底から共感出来る(幻)人に出会えて。
久々に素晴らしい作品に出会えたような気がします。
つみきさん と友孝くんが紡ぐ「奇日常」に、これからも期待しております!!(迫真)
TVアニメ『葬送のフリーレン』放送前最終項目別評価
お待たせしました、お待たせし過ぎたかもしれません。何と、今年に入って初めてのブログになります。
今回は「TVアニメ『葬送のフリーレン』放送前最終項目別評価」です。
大体アニメの情報が出揃ったかと思いますので、既存の情報から項目別に作品の評価をしていきたいと思います。
それでは早速、行ってみましょう!!
評価項目 その壱・制作会社(マッドハウス) 100/100
私も古今東西、色々なアニメを見てきました。マッドハウス産の作品も勿論、沢山見ました。
そんな私の印象では、マッドハウスの手掛けた作品は、原作の雰囲気に忠実な作品が多いと思っています。
原作の雰囲気をアニメの映像に落とし込むのが上手い会社だと思っています。
実際『フリーレン』もPVを見た限りでは、原作の雰囲気が忠実に再現されているような印象です。
マッドハウスが制作に携わって下さり、非常に嬉しいです。
評価項目 その弐・監督(斉藤圭一郎) 100/100
斉藤圭一郎監督と聞いて真っ先に思かぶのは、昨秋の覇権アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』です。
斉藤圭一郎監督が『フリーレン』に携わると聞いて、数ヶ月前に『ぼざろ』を全話見ました。
正直に言って、面白かったです。アニメとしての完成度が非常に高い作品でした。
原作を読んだことはありませんが、それでも原作の魅力を最大限に引き出せていることは伝わってきました。
これって、多分、凄いことだと思います(語彙力)
今、アニメ界隈で最も熱い監督が『フリーレン』に携わって下さることに、感謝しかありません。
余談・『ばざろ』は、ほぼコメディ作品でした。そして『フリーレン』にも、コメディ描写は多いです。
斉藤監督が手掛ける『フリーレン』のコメディ描写がどのようなモノになるのか、とても期待しています。
評価項目 その参・キャラクターデザイン(長澤礼子) 98/100
PVを見た限り、ほぼ文句無しです。フリーレンは可愛いし、ヒンメルはイケメンです。
ぶっちゃっけフリーレンが可愛くてヒンメルがイケメンなら、もうその時点でこのアニメは9割方勝っています。
本PVの1分8秒付近に映っているフリーレンとか、めちゃんこ可愛いですからね。ヤバいですよ(語彙力)
皆さんも改めて見直してみましょう、ヤバいですから(語彙力)
補足・所謂”引きの描写”の時だけ、キャラクターの作画が少し崩れている印象でした。
2点減点したのは、そのためです。
評価項目 その肆・音楽(Evan Call) 120/100
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の雰囲気でぇ!! 『フリーレン』のアニメをやればぁ!!
大成功間違い無しだってぇ! 言い続けていたらぁ!! 音楽担当がぁ!『ヴァイエヴァ』の方にいぃ!!
これ以上は無いと言わんばかりの完璧な人選だあぁ!!!
Thank you very much!!!!!
評価項目 その伍・映像 100/100
PVを見た限りでは、アニメーション、アクションの描写、背景美術、どれを取っても非常に高クオリティです。
特にアクションの描写に関しては、原作で若干物足りなかった部分を
作品の雰囲気を崩さずに上手いこと補完して下さっているような印象です。
実は『フリーレン』には、アクションディレクターなる方(岩澤 亨)が専門で就いて下さっているんですよ。
これはとても心強いですし、非常に有難いです。
評価項目 その陸・声優(キャラクター別に評価)
フリーレン(種崎敦美) 75/100
あくまでも個人的な意見ですが、声が低過ぎる気がします。物凄く少年っぽいんですよね。
単純に声質がフリーレンに合っていないように思えます。
特にアニメVer.のフリーレンは非常に可愛いので、声とのギャップに驚かされます。
ただ、演技力に関しては目を見張るモノがあります。
セリフの端々から、1000年以上生きている魔法使いの人生の重みが、確かに伝わってくるんですよ。
それは確かに間違いなく、フリーレンそのものなんです。
実際、種崎さんの演技力は非常に高いです。これは私個人の感想ではなく、客観的事実です。
少々メタい話になりますが『SPY×FAMILY』のアーニャって、種崎さんなんですよ。
『SPY×FAMILY』を一度でも見たことがある方なら、その演じ分けの凄まじさが分かると思います。
事前知識0の初見で、アーニャとフリーレンが同じ声優だと分かる人は、恐らくいないんじゃないでしょうか。
これ程の演技力がある方ならば、フリーレンの生き様をしっかり演じ切ってくれると信じています。
フェルン(市ノ瀬加那) 40/100
あくまでも個人的な意見ですが、合っていないと思います。声も1オクターブ高い印象です。
フェルンらしさが今一つ感じられません。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ってあるじゃないですか。春に2クール目をやり、大団円(?)を迎えましたが。
あの作品の主人公・スレッタを演じたのが、今作でフェルンを演じる市ノ瀬さんなんですよ。
……まんっまスレッタの声なんですよね。純度100%でスレッタの声なんですよ、フェルン。
「フリーレン様」じゃなくて「ミオリネさん!」とか言い出しそうで、気が気じゃありません(笑)
フェルンはフリーレン達のお母さんなのに(確定)、マザコンのスレッタのままで果たして良いのでしょうか(笑)
ただまぁ、PVでフェルンは二,三言しか喋っていませんから、とりあえずは本編に期待してみようと思います。
シュタルク(小林千晃) 90/100
イメージしていた声より高めのイケボで驚きましたが、これはこれで大いにアリですね。
好みの分かれそうなところではありますが。
PVではシュタルク本来の臆病な部分は映し出されていなかったので
ビビっている時の腰抜けシュタルクの声はどんな感じになるのか、早く聞きたいです(笑)
ヒンメル(岡本信彦) 100/100
ヒンメルが顔だけではなく心までイケメンなことが、声を通して伝わってきました。これは完璧ですね。
純度100%で我らの思い描いていたヒンメルです。
この声で「フリーレン 撃て」とか「君が未来で一人ぼっちにならようにするためかな」とか
諸々のヒンメル語録を言われた暁には、ガチ恋勢が後を絶たなくなるでしょうね(笑)
余談・PVでは、50年後(原作1話後半)の老いぼれ(言い方ひどくない?)Ver.の声は、公開されませんでした。
年老いたヒンメルがどんな感じのイケボ(確定)になるのか、非常に楽しみです。
ハイター(東地宏樹) 99/100
ハイターには、三つの声があります。
通常のハイターと、50年後(原作1話後半)のハイターと、70年後(原作2話)のハイターです。
そしてそのどれもが完璧に、ハイターそのものでした。
通常のハイターからは、仄かに生臭坊主感が漂ってきます。
しかしそれが、50年後、70年後と、年を追うごとに生臭さが抜けていき、代わりに声に深みが出てきます。
その深みに、ハイターの生きてきた年月とこれまでの人生が表れているように思えました。
これって、多分、凄いことだと思います(語彙力)(四度目)
ただ、凄いのはそれだけじゃありません。
年を重ねるにつれハイターの声は少しずつ変化していきますが、どの時代の声にも一本芯が通っています。
それは”優しさ”です。どの時代のハイターも、優しさに溢れた非常に暖かい声なんですよ。
年月を重ねたことによるハイターの変化はしっかりと表現しつつも
ハイターの根幹である”優しさ”を貫き通せているところは、本当にプロの成せる技で素晴らしいと思います。
補足・70年後Ver.の声が かすれ過ぎているような印象で、ほんの少しだけ違和感を覚えました。
1点減点したのは、そのためです。
アイゼン(上田燿司) 95/100
お爺さんっぽい声だと思っていたら、普通の渋いオッサンって感じの声で、イメージと少し違いました(笑)
しかし、これはこれで大いにアリだと思います。
個人的には本PVの「その100分の1が お前を変えたんだ」があまりにもアイゼンで、非常に刺さりました(感涙)
評価項目 その漆・OP(YOASOBI「勇者」) 75/100
9月1日0時からの新PV公開で、OP主題歌がYOASOBIに決定したと知った時の私の心境は「マジかー!?」でした。
但しそれは、良い意味でもあり、悪い意味でもあります。
まずは良い意味のほうから語りましょう。
OP主題歌とは作品全体の看板とも言えるもので、めちゃんこ重要です。
話題性のある方が担当して下されば、それだけで作品が多くの人に認知されます。
では今このご時世において、最も話題性があって熱いアーティストは誰でしょうか。
…YOASOBIなんですよね。間違いなくYOASOBIなんですよ。
YOASOBIを起用する可能性というのは、私も考慮していました。
『フリーレン』という作品を更に盤石にするためにも、アニメからの新規ファンを獲得するためにも
“YOASOBIの起用”という選択は、非常に正しいことですからね。
但しそれは”正しい”選択ではあっても”良い”選択だとは思えないんですよね。あくまでも個人的な意見ですが。
ここからは悪い意味についてです。
ぶっちゃけて言わせて頂きますが、YOASOBIの曲の雰囲気は『フリーレン』に合っていないと思うんです。
『フリーレン』は全体的にとても落ち着いている作品で、盛り上がる場面でも凄く”静か”なんですよね。
静かなる炎と言いますか、内なる情熱と言いますか。
そういう独自の空気感が、作品の世界観をより確かなものにしていると思います。
ただYOASOBIの曲っていうのは……邦ロックと言うのでしょうか、基本的に熱いじゃないですか。
実際『フリーレン』のOP主題歌「勇者」も、本PVを聞く限り結構ロックな曲ですし。
先程「OP主題歌とは作品全体の看板のようなもの」と言いましたが、正にコレなんですよね。
OP主題歌とは、そのアニメ作品の代表者であり代弁者であると思っています。
アニメから入る初見の方達に、その作品の世界観とそこに込められたメッセージを伝えられなければなりません。
“終わりから始まる物語”という世界観を。ある種の哀愁と切なさが漂う、あの静かな空気感を。
そういう作品の根幹たる部分が、あの主題歌からは伝わって来ないんですよね。
…いや、正確に言えば一部伝わって来てはいるんですよ。
本PVで既にサビ部分のみ公開されていますが、歌詞は良いと思うんです。
フリーレンの複雑な心情を、上手いこと歌詞に落とし込めていると思います。
歌詞の制作というのは、所謂アニソンにおいては原作への理解度が一番試される部分ですから(個人の主観です)
そこがキッチリ出来ているのは非常に嬉しいところです。
ただ……やはり曲調が世界観と致命的に合っていないため、現時点では違和感のほうが勝ります。
しかしながら、我々はまだ「勇者」をFullで聞いた訳ではありません。
もしかしたら、曲調の違和感が吹っ飛ぶくらい歌詞の原作理解度が高いかもしれません。
つまりですね、早くFullで聞きたい(迫真)
余談・YOASOBIは「小説を音楽にするユニット」です。
今回のOPを創るにあたっても、小説が書き下ろされたそうです。原作者 山田先生監修の小説が(強調)
つまりですね、早く読みたい(迫真)
評価項目 その捌・ED(milet「Anytime Anywhere」) 90/100
OPと同じですが、やはり『フリーレン』の主題歌にしては、全体的に少し熱いような気がします。
ですが、それ以上に雰囲気が抜群に良いです。
曲調が全体的に優しくて視聴者を包み込むようで、聞いていて心地が良いんですよ。
正に『フリーレン』の世界観を体現しているように思えます。
歌詞に関しては、本PVで既に一部公開されているのですが、今一つ正確に聞き取れないんですよね。
ですが、暖かいです。曲調とも合っています。それだけは伝わって来ました。
つまりですね、早くFullで聞きたい(迫真)(二度目)
因みにこのEDですが、音楽担当のEvan Callさんが編曲をされているそうなんですよ。
まぁ……最高ですよね?(迫真)
余談・初回放送は、特別エンディング(milet「bliss」)になるそうです。作曲&編曲は、やはりEvan Callさん。
もう何というか、どこから突っ込めば良いのか分からないくらい素晴らしいです(小並感)
評価項目 その玖・放送情報 150/100
①初回放送は日本テレビ系【金曜ロードショー】で2時間SP
②以降は「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」にて、毎週金曜23時から放送
※「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」は、日本テレビが”本作のために”設立した新アニメ枠
③連続2クール放送
④あまりにも充実した配信ラインナップ
…これにはハイターもドン引きですよ(良い意味で)
項目別評価はこれで終わりですが、個人的に気になっている事があるので、その話だけさせて下さい。
「連続2クール放送で、原作をどこまでやるのか問題」です。
結論から言いますと、一級試験編まではやらないと思います。やってほしいですけどね。
『フリーレン』は名エピソードが沢山ある上に、ゆったりとした作風のマンガです。
アニメでも1話1話を丁寧にやると思うので、一級試験編の手前くらいで”一旦”最終回になると思います。
以下、今後のアニメでの展開予想です。あくまでも個人的な意見ですので、ご了承下さい。
2023年9月29日~2024年3月まで連続2クール放送(~ザインとの別れまで)
↓
当然、2期決定
↓
2期も連続2クールで放送(一級試験編~黄金郷編の手前まで)
↓
ファン待望の『劇場版 葬送のフリーレン~黄金郷のマハト~』の制作が決定
ここまでは割と既定路線だと思っていますが、1期で普通に一級試験編までやってくれる可能性もあります。
放送2日前に連続2クール放送という超絶重大情報をぶち込んでくる制作陣です。
正直、もう何が起こってもおかしくありません(褒め言葉)
ここまで長々と色々書きましたが、結論は一つです。
めちゃんこ楽しみ(迫真)