休載のフリーレン ~葬送のフリーレン 度重なる休載について~

昨年から無期限休載をしていた『葬送のフリーレン』ですが、満を持して約7ヶ月ぶりに連載を再開します。

とても嬉しい限りなんですが、手放しに再開を喜ぶことは、少なくとも私には出来ませんでした。
「やっとか」という呆れと「またいつ無期限休載するか分からない」という不安も同時にあるからです。

別に私は、休載するなと言っている訳ではありません。
寧ろ作品のクオリティを上げる為には、定期的な休載も必要でしょう。

百歩譲って、無期限休載も良しとしましょう。
色々な事情があって、再開の目途が立たないこともあるでしょうから。辛いですが我慢しましょう。

ならせめて、説明責任を果たして欲しいんですよ。
休載の原因を、しっかりと読者にも分かるように伝えてほしいと言っているんです。サンデー編集部の皆さん。

たまの休載なら一々理由を述べなくても別に構いませんが、本作の休載ペースは明らかに異常です。
それでも再開の目途が立っていれば良いですよ。例え無期限休載でも、一度や二度なら私も強くは言いません。
今回ので四度目ですからね、一言の説明も無く無期限休載に突入したのは。

Ⅰ.本誌2023年8号(2023/1/8発売・107話) ~ 本誌2023年17号(2023/3/22発売)

Ⅱ.本誌2023年19号(2023/4/5発売・110話) ~ 本誌2023年41号(2023/9/6発売)

Ⅲ.本誌2024年24号(2024/5/8発売・130話) ~ 本誌2024年37・38合併号(2024/8/7発売)

Ⅳ.本誌2025年4・5合併号(2024/12/25発売・140話) ~ 本誌2025年34号(2025/7/23発売) ←再開予定

このペースで無期限での休載を繰り返しているのですから
連載が再開しても、暫くしたらまた無期限休載に突入することは自明です。
しかも今回は初めて半年以上の休載となりました。次は丸一年休載するかもしれませんね。

いつ休載するかも分からない、いつまで休載するかも分からない、理由も一切分からない。何も分からない。

そんな不安な状態で、読者は100%の状態で作品を楽しめるでしょうか。否、楽しません。
読者を楽しませることを目的とした『マンガ』として、このままで良い筈がないのです。

今一度申し上げますが、私は休載自体を批判しているのではありません。

休載の理由を一切告げず、説明責任を果たさないサンデー編集部に呆れているのです。
読者を何ヶ月も不安な状態で待たせる、それを何度も繰り返し改善しないサンデー編集部に怒っているのです。

いつ休載するかも、いつまで休載するのかも、分からない時はあるでしょう。それは仕方ありません。
ならせめて、休載の理由を告げて読者の不安を少しでも和らげるように努めるのが、編集部の仕事でしょう。
それが説明責任ってモンでしょう。

アニメ監修ですか? 頑張って下さい、楽しみにしています。
お話のネタを詰めているのですか? 一向に構いませんよ、いくらでも待ちます。
え、体調不良ですか!? 寧ろ休んで下さい、お願いします。

このように、我々読者は理由さえ説明して下されば大抵は納得します。寧ろそこで駄々をコネてはいけません。

どうしても何らの事情で休載の理由を述べられない場合は、その時は止むを得えませんが
せめて定期的に「再開に向けて頑張っています」とか「鋭意執筆中です」とか、何でも良いので一言下さい。

少なくとも「何ヶ月もの間、一言の説明も言及も無く読者を不安な状態で待たせる」
「それで何事も無かったかのように再開し、そしてまた何食わぬ顔をして無断で無期限休載に突入する」

こんな不誠実極まりないことだけは、私の大好きな本作及びサンデーにやってほしくありません。
どうか今一度、読者と誠実に向き合って頂きますよう御願い申し上げますm(__)m



色々言いましたが、連載再開自体は めちゃんこ嬉しいし本当に楽しみです。
最後に、次いつ無期限休載に突入するか予想しておきます。150話です。




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